Spotify、2024年上半期の国内楽曲ランキング発表。国内および海外で最も再生された曲として、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が2冠

AI要約

スポティファイジャパン株式会社は、2024年上半期の日本ランキングを発表。国内で最も再生された楽曲や、海外で再生された国内楽曲などがランクイン。

国内ランキングではCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」が1位に輝き、海外ランキングでも人気を博している。また、JO1の「Love seeker」がSNSで最もシェアされた楽曲として注目を集めている。

ランキングにはアニメやドラマ主題歌が多数ランクインし、国内の音楽シーンの活況が伺える。また、新人アーティストも注目される中、Number_iの活動やJO1のビデオポッドキャストも話題を呼んでいる。

Spotify、2024年上半期の国内楽曲ランキング発表。国内および海外で最も再生された曲として、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が2冠

 スポティファイジャパン株式会社は7月12日、「Spotify」のリスニングデータから、2024年上半期の日本ランキングを発表した。ランキングは、2024年1月1日~6月27日の間のデータをもとに算出されたもの。

 「上半期に国内で最も再生された楽曲」のランキングは、以下のとおり。

・Bling-Bang-Bang-Born/Creepy Nuts

・晩餐歌/tuki.

・幾億光年/Omoinotake

・ケセラセラ/Mrs. GREEN APPLE

・アイドル/YOASOBI

・タイムパラドックス/Vaundy

・ダンスホール/Mrs. GREEN APPLE

・怪獣の花唄/Vaundy

・GOAT/Number_i

・Magic/Mrs. GREEN APPLE

 上半期に国内で最も再生されたのは楽曲は、Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」、国内楽曲として史上最速で1億回再生を突破したほか、2024年1月18日から5月21日までの125日間にわたりSpotify Japanのデイリーチャートで連続1位を獲得している。

 2位には、tuki.の「晩餐歌」がランクイン。2023年秋頃よりソーシャルメディアを起点に人気が拡がり、Spotifyでもロングヒットを記録。2024年1月にはSpotifyのRADAR: Early Noise 2024に選出され、1月22日には初めて日本のデイリーチャートで2位を獲得、その後も4カ月以上にわたりトップ10入りを続けた。

 3位には、2024年1月~3月に放映されたTBS系火曜ドラマ「Eye Love You」の主題歌だったOmoinotakeの「幾億光年」がランクインした。2024年1月24日にデジタルリリースし、同年にリリースされた楽曲の中では「Bling-Bang-Bang-Born」に次ぐスピードで1億再生を突破したと、オリコンニュースなどが報じている。

 「上半期に海外で最も再生された国内楽曲」のランキングは、次のようになった。

・Bling-Bang-Bang-Born/Creepy Nuts

・死ぬのがいいわ/藤井 風

・SPECIALZ/King Gnu

・アイドル/YOASOBI

・NIGHT DANCER/imase

・青のすみか/キタニタツヤ

・KICK BACK/米津玄師

・Tokyo Drift (Fast & Furious) - From "The Fast And The Furious: Tokyo Drift" Soundtrack/Teriyaki Boyz

・夜に駆ける/YOASOBI

・廻廻奇譚/Eve

 上半期に海外で最も再生された国内楽曲は、国内ランキングに続いてCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」となり、2位には藤井 風「死ぬのがいいわ」、3位にはKing Gnu「SPECIALZ」が続いた。

 海外からの再生比率が6割を超えている「Bling-Bang-Bang-Born」は、日本を除く最も再生されている国が、7月11日時点でアメリカ合衆国、メキシコ、インドネシア、ドイツ、フランスがあり、国内外で爆発的な人気を誇る楽曲となっている。

 ランキングには、King Gnu「SPECIALZ」、キタニタツヤ「青のすみか」、Eve「廻廻奇譚」と、アニメ「呪術廻戦」で使用された楽曲が多数ランクインしている。また、YOASOBI「アイドル」、米津玄師「KICK BACK」も、アニメで使用された曲である。

 「上半期に国内でSpotify上から最もSNSにシェアされた国内の楽曲」のランキングは、次のようになった。

・Love seeker/JO1

・GOAT/Number_i

・T.G.I. Friday Night/Travis Japan

・Your Key/JO1

・Bling-Bang-Bang-Born/Creepy Nuts

・Aqua/JO1

・Blow Your Cover/Number_i

・五月雨 (Samidare)/&TEAM

・T.G.I. Friday Night - Japanese ver./Travis Japan

・Test Drive/JO1

 国内で上半期にSpotify上から最もSNSにシェアされた楽曲はJO1の「Love seeker」。2位にはNumber_i「GOAT」、3位にはTravis Japan「T.G.I. Friday Night」が続いた。

 楽曲シェア数においてJO1は圧倒的な存在感を示しており、トップ10のうち、1位の「Love seeker」、4位の「Your Key」、6位の「Aqua」、10位の「Test Drive」の合計4曲がランクイン。JO1は、2023年にも国内でSpotifから最もSNSにシェアされたアーティストに選ばれており、2024年5月にはJO1メンバーが音楽トークを展開するSpotify限定ビデオポッドキャスト『JO1 MATCHA TIME』(英語字幕付)を公開している。

 2位には2024年1月より音楽活動を開始したNumber_iのファーストシングル「GOAT」がランクイン。Number_iは楽曲をリリース後、「Clips」(30秒未満のタテ型ショートビデオ)、アーティストプレイリストなどのSpotify限定コンテンツも数多く公開しており、「GOAT」リリース時に公開されたClipsでは、各メンバーが同曲の注目ポイントを歌とダンスの視点からそれぞれ語っている。