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実は安い? 正当進化なカラー電子ペーパー端末「BOOX Go Color 7」は、快適な読書体験ができるオススメな1台
電子ペーパー端末「BOOX Go Color 7」は、前モデルからの進化でカラー表示が特徴的である。
BOOX Go Color 7は、BOOX Pageと比較しても性能面での差はあまりなく、持ち運びや使い勝手に優れている。
背面のデザインやスペックの向上など、BOOX Go Color 7にはBOOX Pageとは異なる魅力がある。
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電子ペーパー端末「BOOX」シリーズから新発売となった「Go」シリーズ──先日は10.3型の「BOOX Go 10.3」をレビューしました。そちらに引き続き、7型の「BOOX Go Color 7」も試用できたので、今回レビューします。
BOOX Go 10.3はとがった製品だと感じましたが、今回のBOOX Go Color 7は前モデル「BOOX Page」からの正当進化で、端的に言えば「カラー化された」のが大きな違いです。品質や使い勝手は大差なく、同じと言ってもよいでしょう。
カラーの電子ペーパー端末を手にしてみたい方、手持ちの電子ペーパーの世代が古い方、BOOX Go Color 7の品質は間違いないので、このタイミングで手にするのはとても良い選択肢だと感じました。それくらい、電子ペーパー製品は成熟しています。
BOOX Pageは私も愛用しているわけですが、軽くて持ち運びが苦ではないところが気に入っています。先日のレビューの通り、外出時にカバンに忍ばせることが多いです。
→・“自炊派”が7型電子ペーパー端末「BOOX Page」を試す 読書ワークフロー構築のススメ
どうしてもBOOX Pageと比較してしまうのですが、大きさも重さもほぼ変化なく、基本的にはカラー化された端末だと考えてよいでしょう。つまり、BOOX Pageを所有している場合、このカラー化に価値があるかどうかが購入検討のポイントになります。
ソフトウェア的にできることも基本的には同じであるため、BOOX Pageのレビューと同じ感想になります。しかし、いくつか使い勝手の向上もありました。
物理的な一番の違いは、背面がざらついた肌触りになっている点です。BOOX Pageも滑りにくい素材でしたが、BOOX Go Color 7ではさらにオシャレ感が追加された感じです。より滑りにくくなっています。
地味にスペックアップもしています。メモリは3GB→4GBに、ストレージは32GB→64GBとなりました。このあたりに引っ掛かっていた方は魅力的に映るでしょう。
その他、ページめくりボタンやmicroSDメモリーカードスロットの搭載、Google Playが使えるといった点は同様です。重さも約195gで同様、本体サイズも同様です。