米サークルのユーロステーブルコイン「EURC」、Base上でネイティブ発行へ

AI要約

米サークル発行のユーロ建てステーブルコイン「EURC」が、ベースネットワークでのネイティブ発行に対応予定。

「EURC」は法定通貨に100%裏付けされたステーブルコインで、1:1の割合でユーロと交換可能。

「EURC」は欧州連合暗号資産市場規制法案に準拠し、複数のブロックチェーンでネイティブ発行されている。

米サークルのユーロステーブルコイン「EURC」、Base上でネイティブ発行へ

米サークル(Circle)発行のユーロ建てステーブルコイン「EURC」が、ベース(Base)ネットワーク上でのネイティブ発行に対応する予定であることが7月9日発表された。

ベースは、米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が開発したイーサリアム(Ethereum)のレイヤー2ブロックチェーンだ。

また「EURC」は、サークルが発行する米ドルステーブルコイン「USDC(USD Coin)」と同じく、法定通貨に100%裏付けされたステーブルコイン。1:1の割合で「EURC」とユーロ(EUR)の交換が可能だ。

なお「EURC」は以前、「ユーロコイン:Euro Coin」の名称でティッカーシンボルは「EUROC」であったが、この旧名は廃止されている。

また「EURC」は「USDC」と共に、「欧州連合暗号資産(仮想通貨)市場規制法案(MiCA)」に準拠したステーブルコインであり、サークルはEU(欧州連合)にて同コインの発行が可能となっている。

現在「EURC」のネイティブ発行は、イーサリアム(Ethereum)、アバランチ(Avalanche)、ステラネットワーク(Stellar Network)、ソラナ(Solana)に対応している。