「Vision Pro」をApple Storeで体験する方法 料金、予約方法、所要時間、現地での作法は?

AI要約

Apple Vision Proが日本でも発売開始。予約すればApple Storeで体験可能。

AndroidスマホやiPhoneでの予約方法を紹介。

Vision Proのデモ体験は熟知したスタッフとのマンツーマンレクチャー付き。

「Vision Pro」をApple Storeで体験する方法 料金、予約方法、所要時間、現地での作法は?

 “空間コンピューティング”をうたう「Apple Vision Pro」が日本でも発売した。筆者は仕事柄、そうしたデバイスにいち早く触れたがるIT業界の知り合いが多いが、早々に体験した人々は「これが空間コンピューティングか」と口をそろえてコメントしている。「自分も何とかしてアレを体験できないものか」──しかし、約60万円をポンと出す余裕はない。

 悶々としていたところ、実は予約さえすれば誰でも全国のApple StoreでVision Proを試せるという。そこで筆者も実際にVision Proを試すことができた。本稿では、その予約方法や体験時の注意点を紹介する。

 Appleは、発売日の6月28日からVision Proのデモ体験をApple Storeの各店舗で実施している。装着するだけでなく、Vision Proを熟知したスタッフとマンツーマンによるレクチャー付きだ。

 これにはWebブラウザのApple Storeオンラインから、またはApple Storeアプリから予約をする必要がある。どちらでの予約もそれほど違いはないが、AndroidスマホユーザーとiPhoneユーザーそれぞれの予約方法を紹介しよう。

Androidスマホの場合

 Webブラウザアプリを立ち上げて、「アップルストア」と検索する。検索結果から「Apple Storeオンライン」をタップしてVision Proの画像が表示されるところまでスクロールしよう。

 Vision Proの画像をタップして製品ページに遷移すると、「お近くのApple Storeでのデモを予約する」というテキストリンクが見つかる。タップして「今すぐデモを予約」→Apple IDを使ってサインインをしておこう。

 サインインすると「魔法が現実に」という大きなテキストが表示され、下へスクロールすると選択できる店舗リストが表示される。以降はiPhoneと同様の手順となるので「iPhoneの場合」を参考にしてほしい。

iPhoneの場合

 iPhoneであれば、プリインストールされているApple Storeアプリで予約するのが手っ取り早い。筆者の予約時には、Apple Storeアプリを立ち上げるとトップにVision Proの製品画像が表示されていた。表示されなかった人はスクロールしてVision Proを探そう。製品画像をタップすれば、すぐ次のページに「デモを予約する」リンクが表示されるでタップし「デモを予約する」のページまで進んで「続ける」をタップする。

 デモ体験をするストアの選択画面が表示されたら、最寄りまたは体験したい店舗を選び日時を選択する。

 日時を選んですぐに終わりではない。連絡先情報、年齢確認、規約の確認を行い「続ける」をタップする。

 内容確認画面が表示されるので、よく確認してから「予約する」をタップしよう

 しかし、この段階で予約は完了していない。視力についての確認事項があるからだ。

 なお、視力の確認ではメガネを付けているかどうか、コンタクトレンズを付けているかどうか、付けているなら「度付き」か「度なし」か、「ソフト」か「ハード」か、「モノビジョン」(近視かつ老眼の人の矯正方法の1つ)であるか、ソフトコンタクトであれば美容の機能を備えているか、つまりカラーコンタクトレンズかどうかを尋ねられる。

 「美容コンタクトレンズ」(カラコン)にVision Proは対応していないので、カラコンの日常使いをしている人はメガネまたはクリアなコンタクトレンズを用意しよう。

 確認ボタンを押して予約が完了する。あとは予約した日時にApple Storeへ足を運ぶだけだ。Apple Storeでは、チケット代わりに3次元バーコードを提示するとのことなので、iPhoneのWalletアプリに予約を登録。これで準備万端だ。