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JLR、次世代EV向け高性能オーディオ共同開発へ…Meridianとの協力を延長
JLRは、英国の音響テクノロジー企業のMeridianとの協力を延長し、次世代EV向けの高性能オーディオを共同開発することを発表した。
JLRとMeridianは2010年から協力し、レンジローバー、ディフェンダー、ディスカバリー、ジャガーなどの車両向けのオーディオシステムを開発してきた。
Meridianの車内オーディオ技術はレンジローバーに搭載されており、1600WシステムやMLA-Flexボディアーキテクチャ、テールゲートイベントスイートなど革新的な機能がある。
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JLR(ジャガー・ランドローバー)は7月1日、英国の音響テクノロジー企業のMeridianとの長期的なエンジニアリング協力を延長し、次世代EV向けの高性能オーディオを共同開発すると発表した。
2010年以来、JLRはケンブリッジに拠点を置くMeridianと協力し、レンジローバー、ディフェンダー、ディスカバリー、ジャガーなどの全ブランド車両向けのオーディオシステムを開発してきた。この協力関係の延長により、Meridianの専門家は新モデルの設計初期段階から関与することが可能となり、JLRの電動化計画が進展する中で重要な役割を果たすことが期待されている。
現在、Meridianの車内オーディオ技術の頂点は、レンジローバーに搭載されているMeridian Signature Sound Systemだ。この1600Wシステムは35個のスピーカーを備え、4つのヘッドレストにはそれぞれ2つの20Wスピーカーが内蔵されており、没入感のある音響体験を可能にする。
このオーディオシステムは、MLA-Flexボディアーキテクチャによる基本的な静粛性をサポートする。第3世代のアクティブノイズキャンセリングシステムは、車輪の振動、タイヤノイズ、エンジン音を監視し、キャンセル信号を生成してスピーカーを通じて再生する。
さらに、JLRとMeridianの協力によるもう一つの革新として、レンジローバーのテールゲートイベントスイートが挙げられる。これは、テールゲートを開いた状態でくつろぐ際にエンターテイメントシステムが機能するように、4つのリアスピーカーを追加している。