迷惑メールは「meiwaku@dekyo.or.jp」に転送しちゃうといいぞ!

AI要約

ニュースやレビューにこだわらない幅広い話題をお伝えする「やじうまの杜」。スパムメール対策に役立つメールアドレスや情報提供の仕組みについて紹介されている。

迷惑メールを転送すると、日本データ通信協会が対応してくれる仕組み。情報は官民関係各所で共有され、フィッシング被害の拡大を防ぐために活用される。

SMSを利用したフィッシングへの注意や、デ協の迷惑メール相談センターの役割についても言及されている。

迷惑メールは「meiwaku@dekyo.or.jp」に転送しちゃうといいぞ!

 「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。

 スパムメールがきたら「meiwaku@dekyo.or.jp」に転送しちゃうといいぞ!――という話に、「知らなかった!」、「私もやっている!」といった反応が集まっています。

 このメールアドレスは、特定電子メール法に違反している迷惑メールの情報提供を受け付けるために、日本データ通信協会(デ協)が開設しています。各種メールアプリにある「添付ファイルとして転送」コマンドでこのアドレスへ迷惑メールを送ると、この団体がよしなにしてくれるというわけ。

 総務省が行政処分までしてくれるかまではわかりかねますが、寄せられた情報は官民関係各所と共有され、迷惑メール対策の現場で役立てられたり、フィッシングなどの被害が広まらないように周知する目的で使われるようです。やって損はないでしょう。実際に効果が感じられるというユーザーもいます。

 情報提供の手間を省くためのメールアプリ用プラグインも提供されています。最近アップデートされていないのがちょっと気になりますが、「Microsoft Outlook」(古いアプリのほう)を使っているユーザーは、試してみてもよいかもしれません。

 また、最近はSMSを介したフィッシングも多いです。宅配業者を装って「不在だったので荷物を持ち帰りました」だの、銀行のふりをして「口座が凍結されるので至急連絡がほしい」だのとメッセージを送りつけてくるヤツですね。

 デ協の迷惑メール相談センターは、こうした偽SNSを報告するフォームも用意しているので、ぜひ活用したいところです。できればもう少し入力が簡単だとありがたいのですが……。