14TB HDDが約3.4万円の大幅特売、ゲーミングPC向けHDDに4~8TBの新製品 [6月後半のHDD価格]

AI要約

Western Digitalのビジネス向けHDDが大幅特売されている。NAS、監視カメラ向けの14TBや8TBモデルに加え、ゲーミングPC向けには4~8TBの新製品も登場。

特価品では、WD Red ProやWD Purple Proシリーズの一部モデルが極端な安値で販売されている。また、SeagateのBarraCudaシリーズも特価で提供されている。

一方でWD BlueやWD Red Plusシリーズは価格上昇しており、一部モデルが最安値から10%近く値上がりしている。

14TB HDDが約3.4万円の大幅特売、ゲーミングPC向けHDDに4~8TBの新製品 [6月後半のHDD価格]

14TB HDDが3.4万円など大幅特売、ゲーミングPC向けHDDに4~8TBの新製品

 Western Digitalのビジネス向けHDDが一部ショップで大幅特売。NAS向け「WD Red Pro」の14TBモデル「WD141KFGX」が35,000円安の33,980円(1GB単価2.43円)、8TBモデル「WD8003FFBX」が35,240円安の19,980円(2.50円)、監視カメラ向け「WD Purple Pro」の14TBモデル「WD141PURP」が31,140円安の33,980円、8TBモデル「WD8001PURP」が20,940円安の19,980円など、極端な安値を付けた。このうち14TBモデルは、今回調査の14TBクラスで最も安価。ここ暫く最安を占めていた東芝 MN07ACA14T(36,980円)より3,000円も安い。

 また、ゲーミングなど高性能デスクトップPC向けHDDの「WD Black」には、4~8TBの新製品が販売開始。回転数7,200rpm、キャッシュメモリ256MB搭載で、価格は8TBの「WD8002FZBX」が49,800円、6TBの「WD6004FZBX」が43,100円、4TBの「WD4006FZBX」が33,400円となっている。

 なお「WD Black」シリーズのうち、従来から販売されている4TBの「WD4005FZBX」は17,000円安の9,980円(1GB単価2.50円)に急落。「WD Blue」など一般デスクトップPC向け製品よりも安く、4TBクラスが1万円を切るのも5週間ぶりだ。

 このほかの値動きでは、Seagate「BarraCuda」が特価。8TBの「ST8000DM004」が800円安の16,480円(1GB単価2.06円)、4TBの「ST4000DM004」が1,000円安の10,480円(2.62円)となった。

 一方、「WD Blue」4~8TBは上昇。8TBの「WD80EAAZ」が500円高の17,980円(1GB単価2.25円)、6TBの「WD60EZAX」が800円高の14,480円(2.41円)、4TBの「WD40EZAX」が600円高の11,280円(2.82円)となり、平均価格も2.6~4.3%上昇している。

 NAS向けの「WD Red Plus」も、特価の終了で4~8TBが上昇。6月22日時点の最安値は、8TBの「WD80EFPX」が1,300円高の30,480円(1GB単価3.81円)、6TBの「WD60EFPX」が1,000円高の23,480円(3.91円)、4TBの「WD40EFPX」が1,100円高の18,780円(4.70円)で、平均の値上がり率は9.6~10.5%に達した。