ソラナラボ、海外ブランド向けロイヤルティプラットフォーム「Bond」立ち上げ

AI要約

ソラナラボが海外ブランド向けロイヤルティプラットフォーム「ボンド」を立ち上げ

「ボンド」はデジタルを組み合わせた顧客体験や真贋証明を提供

「ボンド」は顧客と直接交流できるエコシステムを構築し、ロイヤルティの強化を目指す

ソラナラボ、海外ブランド向けロイヤルティプラットフォーム「Bond」立ち上げ

ソラナ(Solana)主要開発元の「ソラナラボ(Solana Labs)」が、海外ブランド向けロイヤルティプラットフォーム「ボンド(Bond)」の立ち上げを6月12日発表した。

「ボンド」は、海外ブランドが顧客に対してデジタルを組み合わせた顧客体験や、ソラナブロックチェーンを通じた商品の真贋証明などを提供できるプラットフォームだ。なお「ボンド」を利用するブランドは、ブロックチェーンに関する知識が必要ないという。

さらに「ボンド」では、ブランドが顧客データのプライバシー設定や、ターゲットを絞ったアウトリーチといったカスタマイズされた顧客体験を直ぐに提供できるとのこと。

「ボンド」は最近のロイヤルティプログラムについて「卸売業者を通じた製品販売や再販、贈与などは、商品を売るブランドがエンドユーザーとの直接的な関係を失うことが多い為、顧客ベースを完全に理解した分析が難しくなります」と説明。

また異なるブランド同士によるパートナーシップについては「個人データの共有という課題があり、危険な関係や戦略的コントロールを失うとったリスクがある」と伝えている。

そこで「ボンド」では、顧客1人ひとりの好みや行動に合わせた体験を通じてブランドが顧客と直接交流できるエコシステムを構築していくという。これにより顧客のエンゲージメントを高め、ロイヤルティの強化が可能になるとのことだ。