ニコニコ、復旧見込みを「今週中」に説明 サイバー攻撃の影響続く

AI要約

大規模なサイバー攻撃により、ニコニコ動画が3日近くにわたり利用できない状態が続いており、再構築作業を進めている。

復旧の目処は立っておらず、相当の時間がかかる見込みで、調査も進行中である。

KADOKAWAも同様に攻撃を受けており、アクセスできない問題が発生している。

ニコニコ、復旧見込みを「今週中」に説明 サイバー攻撃の影響続く

大規模なサイバー攻撃により、発生から3日近く経った6月10日21時時点でも動画配信サービス「ニコニコ」が利用できない状態が続いている。ドワンゴによれば、10日18時時点で、被害状況の全容を把握するための調査と並行し、サイバー攻撃の影響を受けずにニコニコのシステム全体を再構築をするための対応を進めているという。

ニコニコでは、サイバー攻撃により、8日(土)早朝よりアクセスできない問題が発生。現状でも復旧の目処は立っておらず、ドワンゴ役員の栗田穣崇氏と鈴木圭一CTOが「今週中に復旧までの見込みとその時点までの調査で分かった情報を説明する」としており、復旧まで相当の時間がかかる見込みだ。

利用者からは、「サービス停止期間中のプレミアム会員費・有料チャンネル会員費」や「生放送のタイムシフト期限はどうなるのか」など、質問されているが、同社では「現時点では影響調査段階であり回答できない」としている。ただし、「誠実に対応させていただきますので続報をお待ちください」としている。

今回のサイバー攻撃では、親会社のKADOKAWAも攻撃を受けており、アクセスできない問題が発生している。