LINE WORKS、外部サービス/システムからLINE WORKSへの通知を簡単に構築できるアプリを提供

AI要約

LINE WORKS株式会社は5月31日、ビジネス向けコミュニケーションツール「LINE WORKS」の利便性向上、活用の拡大、業務プラットフォームとしての機能強化を図るため、新たに「Incoming Webhookアプリ」を提供開始した。

Webhookとは、Webサービス間で情報を自動的に共有する仕組みで、異なるシステム間での効率的なデータ連携が可能となる。

Incoming Webhookアプリは、外部のサービスからLINE WORKSへの情報を自動的に受け取れるため、他のシステムやアプリケーションから送られる通知やデータを、リアルタイムでLINE WORKS上に表示し、迅速な対応が可能になる。

LINE WORKS、外部サービス/システムからLINE WORKSへの通知を簡単に構築できるアプリを提供

 LINE WORKS株式会社は5月31日、ビジネス向けコミュニケーションツール「LINE WORKS」の利便性向上、活用の拡大、業務プラットフォームとしての機能強化を図るため、新たに「Incoming Webhookアプリ」を提供開始したと発表した。

 Webhookとは、Webサービス間で情報を自動的に共有する仕組みで、メール受信やレコード追加、ファイルのアップロードなど特定のイベントが発生した際に、自動的に別のサービスでアクションを起こせる。これにより、異なるシステム間での効率的なデータ連携が可能となる。

 Incoming Webhookアプリは、Webhookの中でもIncoming Webhook機能を提供しており、外部のサービスからLINE WORKSへの情報を自動的に受け取れる。これにより、他のシステムやアプリケーションから送られる通知やデータを、リアルタイムでLINE WORKS上に表示し、迅速な対応が可能になる。

 例えば、kintoneなどの業務効率化ツールからのレコード追加、編集・削除などの通知、CRMシステムからの顧客情報更新通知、プロジェクト管理ツールからのタスク更新通知など、さまざまな業務シーンでの連携が容易になり、迅速な業務効率化や開発に関するコスト・手間の削減を実現する。

 開発者向けの機能を搭載したアプリだが、技術的な専門知識や開発スキルがなくても利用できるよう設計されており、外部サービスやシステムからLINE WORKSへ通知を送るといったシナリオを、複雑な開発を必要とせず実装できる。これによりLINE WORKSの利用幅を広げ、業務効率化のスピードアップを図れる。

 通常のBot開発で必要な複雑な設定作業の手間や、アクセストークン発行処理・管理などが不要となり、連携のための開発工数を削減し、より迅速に仕組みを構築できる。また、IFTTT、Zapier、Makeなどの連携支援ツールとの連携も容易で、ノーコード/ローコードで簡単に構築でき、仲介役となるサーバーを自社で用意する手間・コストの削減にもつながるとしている。