flumpool山村隆太「素人が出ていいのか」銀幕デビュー「風の奏の君へ」思い激白

AI要約

ロックバンドflumpoolの山村隆太が初出演の映画「風の奏の君へ」の完成披露上映会に出席した。

映画は岡山・美作地域を舞台に、ピアニストと茶葉屋兄弟のドラマを描いたラブストーリーで、山村は茶葉屋兄弟の兄淳也を演じている。

山村は役に対して気持ちを込めて演じ、自らの経験から役に共感し、挑戦した。

flumpool山村隆太「素人が出ていいのか」銀幕デビュー「風の奏の君へ」思い激白

 ロックバンドflumpoolの山村隆太(39)が1日、都内で、初出演となる映画「風の奏の君へ」(大谷健太郎監督、7日公開)完成披露上映会に出席した。

 同作は、お茶の名産地である岡山・美作地域を舞台に、松下演じるピアニスト青江里香と茶葉屋を営む兄弟が織りなすドラマを描いたラブストーリー。山村は茶葉屋兄弟の兄淳也を演じている。

 冒頭「普段はflumpoolというバンドでボーカルをやっていますが、僕としては初めて映画に出させていただいています。拍手とか大丈夫ですよ」と観客に呼びかけた山村。会場はもちろん共演者からも拍手を受けたが、杉野からは「逆に拍手ほしい人みたいな」と突っ込まれた。

 役に対しては「すごく気持ちを込めて、本当に自分の人生をかけて演じさせてもらった」と力を込めた。

 初出演の経緯について「素人が出ていいのかというところから始まった。プロの前に出るのはおこがましいなと思った」と吐露。だが、「淳也という役が夢に敗れて、好きな人からも逃げてきたと聞き『すごく自分だな』と思うところが多かった」と共感を感じたという。

 また、「夢に敗れたところも、昔バンドが活動休止したりして、音楽という夢を諦めそうになった時があって、それなら自分にもできるかなと思った」と明かした。「全く経験したことがないことを演技することはできないけど、自分の経験を求められているならできるなと思って、挑んでいきました」と話していた。