中山秀征「1時間番組つくるのに11時間回してた」原点育んだ伝説的ロケ番組を回想

AI要約

中山秀征が40年以上芸能界で生きる原点となる番組「DAISUKI!」について語った。

「DAISUKI!」は楽しいことを追求する番組だったが、裏側では大変な制作過程があった。

番組は日本のロケ番組の基本を築いた先駆的な作品であり、視聴者に楽しさを提供した。

 タレント中山秀征(56)が28日放送のテレビ朝日「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」(火曜午後11時45分)に出演。40年以上も芸能界で生きることができた、自身の原点となる番組を明かした。

 中山がMCとして出演していた日本テレビ系の深夜番組「DAISUKI!」は91年開始で00年まで続いた。「『DAISUKI!』は街歩きやパチンコ、宝くじとか楽しいことをやっている、ただ遊んでいる。でもただ遊んでいるじゃなくて、死ぬほど遊んでいるんですよ。1時間番組つくるのに11時間回してるんですよ。技術さんは死にかけてる」と当時を回想した。

 続けて「ただ遊んでいるって見えていい番組なんで、大変そうに見えたら駄目な番組。(番組を)つくってるっていう姿を、できるだけ見せない、見られない、見透かされないようにするのが、自分のやり方ではあった」と自己分析した。

 同事務所の先輩、ホンジャマカ石塚英彦がVTRで証言した。「『DAISUKI!』は今の日本のロケ番組の基本をつくってくれたというか。ホントに3人でブラブラ歩いてるだけですからね、見た感じは。見る側も緩く楽しく見られるのは、『DAISUKI!』が最初。基本的にヒデちゃんは楽しんでる」と語った。

 「DAISUKI!」は中山の他、松本明子、飯島直子がレギュラー出演。レギュラー陣が毎回さまざまなロケ地を探索、何かを体験して楽しむ姿を放送していた深夜番組。