14歳から"鬼の特訓"...米人気俳優、「とても痛い」12cmハイヒールを履き続ける理由について専属スタイリストが明かす

AI要約

ゼンデイヤは、映画プレミアでクリスチャン ルブタンの「So Kate」を愛用しており、その理由を専属スタイリストのロー・ローチが説明。

ゼンデイヤは若い頃から「So Kate」を履き続け、自身の足を訓練し、大好きになった。

一部の疑問や噂について、ローチはゼンデイヤがルブタンとスポンサー契約していないことを説明。

14歳から

ゼンデイヤは、2024年2月から世界各地で行われた映画『デューン 砂の惑星PART2』と、続く『チャレンジャーズ』のプレミアで、一部がシースルーになった鎧のようなボディスーツや、自身のポスターをプリントしたドレスなど、数々の個性的なルックを披露した。

だが、そうしたなかでもほぼ一貫していたのは、着用していたシューズがクリスチャン ルブタンの「So Kate(ソー ケイト)」だったこと。ヒールの高さが12cmあるこのパンプスばかりを選ぶことには、何か特別な意味があるのだろうか?

デザイナーのレーチョ・オモンディがホストを務める『The Cutting Room Floor』に出演した専属スタイリストのロー・ローチが、愛用するようになった経緯を明らかにした。

「(ソー ケイトは)とても汎用性が高いと思います。とても“痛い”シューズでもありますが」

「履き始めたのは、彼女が14歳くらいのときでした……初めて履いたときには、何度も転んでいました。『もう脱ぐ』と言ったので、私は『ダメだ』と言いました」

そして、その日は一日中「ソー ケイト」を履いて過ごし、翌日も翌々日も同じシューズを履き続けたゼンデイヤは、このことをきっかけに、このパンプスが大好きになったのだという。

ローチは、「彼女の足は、いわば訓練されたのです。一日中履いていることも、履いたままダンスをすることもできるでしょう。脚を蹴り上げることも、階段を駆け下りることもできます」と話している。

いっぽう、クリスチャン ルブタンのシューズばかりを履くゼンデイヤについて、一部には、それによって「ブランドから支払いを受けているのではないか」との見方もある。だが、ローチはそれについて、こう説明している。

「いつも聞かれるのですが――私たちはクリスチャン ルブタンから、まったく支払いを受けていません」

そこにあるのは、ゼンデイヤが「ソー ケイト」が大好きだという気持ちだけだという。

ただ、もちろん彼女もローチも、愛用することで「得るものが何もない」わけではない。ゼンデイヤの『チャレンジャーズ』のプレスツアー用として、ローチは40足を受け取っている。

「……スポンサー契約のようなものはありません」「(長年にわたって愛用してきたことから、)クリスチャンと良い友人同士になりました。世界中にある彼のチームのことも、知っています」

「急に必要になったときなどには、彼らが店舗に連絡して、何があろうと彼女のためのシューズを用意してくれます。それは、いまやルブタンが、ゼンデイヤの代名詞ともいえるからです」

ローチはインタビューの最後に、このブランドを選ぶ明白な理由として、「あらゆるものによく合うこと」を挙げている。