「SHOGUN」主演女優賞アンナ・サワイ 芸能界の入り口は365日の特訓「母の教えがすべて」

AI要約

アンナ・サワイがエミー賞受賞後のインタビューで、女優業を始めるきっかけや母親からの影響について語った。

ニュージーランド出身のサワイは、日本でのミュージカル出演を経て、主演女優賞を受賞した「SHOGUN 将軍」で注目を集めている。

役作りに猛特訓したサワイは、母親の教育を受けながら努力を重ね、目標達成に向けて精進したエピソードを振り返っている。

「SHOGUN」主演女優賞アンナ・サワイ 芸能界の入り口は365日の特訓「母の教えがすべて」

 米テレビ界のアカデミー賞と言われる最高栄誉「第76回エミー賞」で、ドラマシリーズ部門の主演女優賞を受賞したアンナ・サワイ(32)が、21日放送のTBS系「情報7daysニュースキャスター」(土曜後10・00)のインタビューに答え、女優業を始めるきっかけについて語った。

 主演を務めた「SHOGUN 将軍」(日本ではディズニープラスで配信)は、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞と主要18部門を獲得。サワイは主演女優賞に輝いた。

 ニュージーランド生まれの日本人。10歳の時に父親の仕事の関係で日本に移り、2004年にミュージカル「アニー」の主人公役に抜てきされた。そのきっかけは、母だったという。「母がアンナに合うものを調べていたら、『アニー』のオーディションの情報が出てきたので、受けたら合格して」と振り返った。

 母の教育は、そのままサワイの人生訓になっている。「母の教えがすべてですよね。努力すれば何かが実るし、みんながやっていないことをやりたいなら、みんなが遊んでいる時にちゃんと練習しなさいと言うタイプだったので」。

 芸能界への入り口となった「アニー」は、実はオーディションに1度、落選していた。「アニーのミュージカルも1回目は受けて落ちて」。その時に生きたのが、母の教えだった。「それで次の1年間、本当に365日、学校が終わったら家に帰って、発声練習を自分でやってというのを続けたら、翌年アニーになったので。その時に、母が言うようにやっていれば、こうやってちゃんと目標を達成できるんだなと思った」と感謝した。

 演じた戸田鞠子は、細川ガラシャをイメージさせる役どころ。劇中ではなぎなたを扱う。役作りのため猛特訓していたそうで、「10カ月間、ほぼほぼ誰かと遊びに行ったりもしないで、割と引きこもって撮影に挑んでいた」と、ストイックな役作りを打ち明けた。