吉沢亮、主演作の“海外進出”で手ごたえ「誰が見ても良いと思っていただける作品」

AI要約

俳優の吉沢亮が主演映画の公開記念舞台挨拶を行いました。作品は耳の聞こえない両親の元で育った息子の心の軌跡を描いており、普遍的なメッセージを持っています。

吉沢は映画祭での体験や監督との出演希望について語り、役柄の特殊性にも触れました。

彼はこの作品が持つ普遍性に魅了され、喜びを感じながら役を受ける決断をしたことを明かしています。

吉沢亮、主演作の“海外進出”で手ごたえ「誰が見ても良いと思っていただける作品」

俳優の吉沢亮(30)が21日、都内で、主演映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」(呉美保監督)の公開記念舞台挨拶を行った。

作家でエッセイストの五十嵐大氏による自伝的エッセイ「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」を原作に、耳の聞こえない両親の元で育った息子・大の心の軌跡を描く。

6月に開催された「第26回上海国際映画祭」のコンペティション部門で同作が上映され、レッドカーペットを歩いた吉沢は「僕らも一緒にお客さんと映画を見させていただいて、『ここで笑うんだ』とか新しい発見があった。文化や国が違っても、伝わるものは伝わるんだなと。この作品が持つ普遍性と言いますか、誰が見ても良いと思っていただける作品なんだろうなと改めて感じた」と手ごたえを明かした。

また、今回のオファーが来た時について、「純粋にうれしかった。監督の作品は好きで見させてもらっていましたし、いつがご一緒したいとずっと思っていた」と言い、「(役柄が)特殊で難しい環境ではあるんですけど、この作品が描いている普遍性がステキだなと本を読んで思ったので、うれしくて『ぜひ』と言った」と振り返った。