高橋克典、NHK初主演の綱啓永にデレデレ「あとでおごるわ」過去と未来のお互い演じる

AI要約

俳優の綱啓永がNHK夜ドラ「未来の私にブッかまされる!?」に初出演し、主演を務めることになった。物語は、堅実で安定志向な市役所職員が30年後の自分と出会い、人生の宿題に取り組む姿を描いている。

綱はプレッシャーや不安を感じつつも全力で役に取り組んでおり、共演の高橋克典との相性も良いと語っている。高橋は綱を「空気清浄器みたいな人」と称賛し、お互いの演技について助け合いながら成長している。

綱は高橋の30年後の姿がイケオジに憧れる一方、高橋は綱にジュースをおごるなど、仲の良さが垣間見えるエピソードも明かされた。

 俳優の綱啓永(25)が20日、NHK夜ドラ「未来の私にブッかまされる!?」(10月7日スタート、月~木曜午後10時45分)出演者会見に出席した。

 同作は、綱演じる堅実で安定志向な市役所職員の主人公・五十嵐頼人が、30年後の自分だと主張するオジサン(高橋克典)と出会い、2054年仕込みの価値観と大胆な行動によって、それまでフタをしてきた夢や仕事、恋愛といった人生の宿題が一気に“ブッかまされる””という物語。

 主演の綱はNHK初出演。プレッシャーや不安があったことを明かしつつも、「最後まで全身全霊で演じたい」と意気込んだ。役どころについて「良い意味で普通の役。なよなよしているように見えるけど、どっか頼れるみたいなところがいとおしいです」と魅力を語った。30年後の自分役となる高橋とは、ささいなしぐさが重なるように相談しながら演じている。この日も綱は、片足だけ折るようにして椅子にすわり「今も実は高橋さんの座り方をマネをしています。それが自分の日常になっています」と明かした。

 高橋は綱を「空気清浄器みたいな人」と表現。「いると、なんとなく場の空気が良くなる。啓永がいない、僕だけの時はどよーんとしてる」と人柄を好評。

 綱は「僕が現場で疲れを見せてしまった瞬間があったんですけど、克典さんから『大丈夫か?それが主役の宿命だ』という言葉をもらって。僕が頑張らないとなって思えました。普段から助けられています」と感謝すると、高橋は「あとでおごるわ」と満面の笑み。

 高橋の30年前を演じることについて、綱が「もし30年後、克典さんのようなイケオジに成長できるならうれしいなって思いました」とほめちぎると、高橋は会場のスタッフに視線を送りながら「(綱に)ジュース買ってきてくれる?」とまんざらでもない様子だった。