建築家・詩人の渡辺武信さん告別式 妻葉子さん「うろたえる私に『大丈夫』と言ったのが最後の言葉」

AI要約

建築家・映画評論家・詩人の渡辺武信さんが虚血性心疾患で86歳で亡くなった。

葬儀・告別式は都内の宝仙寺で営まれ、妻が最後の言葉や彼の趣味にちなんだ演出が行われた。

日活映画研究の第一人者として活躍し、儀式では石原裕次郎さんの代表作をバックに出棺された。

建築家・詩人の渡辺武信さん告別式 妻葉子さん「うろたえる私に『大丈夫』と言ったのが最後の言葉」

 虚血性心疾患で8日に86歳で亡くなった、建築家・映画評論家・詩人の渡辺武信さんの葬儀・告別式が14日、都内の宝仙寺で営まれた。

 喪主の妻・葉子さんは「前日まで元気だったのに自宅で倒れ…うろたえる私に『大丈夫』と言ったのが最後の言葉。その言葉を胸に家族で生きていきます」などとあいさつ。日活映画研究の第一人者として、88年の設立時から日刊スポーツ映画大賞で選考委員を務め、愛してやまなかった石原裕次郎さんの「赤いハンカチ」をバックに出棺。戒名は建築、映画、詩を入れた「建徳院詩仙武映居士」となった。