ハリウッドの闇...?イギリス人俳優(28)、キャリア初期に「痩せろ」「顔や眉を変えろ」と指摘されたことを明かす

AI要約

フローレンス・ピューがイギリスの俳優キャリア初期の岐路で経験した苦悩と成長について語った。

ハリウッドの要求に応じず自分の意見を貫いた彼女は、映画『レディ・マクベス』でのオーディションをきっかけに再び道を見つけることができた。

彼女は今後も苦悩する女性を演じる映画に出演し、独自の表現活動を続けていく予定だ。

ハリウッドの闇...?イギリス人俳優(28)、キャリア初期に「痩せろ」「顔や眉を変えろ」と指摘されたことを明かす

フローレンス・ピューがイギリスの『ザ・テレグラフ』紙のインタビューで、キャリア初期に岐路に立ったエピソードを明かした。キャロル・モーリー監督のミステリードラマ『フォーリング 少女たちのめざめ』でデビューしたイギリス人俳優の彼女は、アメリカのTVドラマのパイロット版で新人ポップスターの役をゲットした。「とても幸運でありがたいと思い、最高レベルの仕事を手にした自分が信じられなかった」とフローレンス。

だが、そんな彼女の思いは、上層部に、役のためにはイメージチェンジする必要があると言われたことで変わった。「彼らは私のすべてをハリウッドにふさわしい容姿に変えようとしていた。体重もルックスも顔の形も、眉の形も。『痩せろ』、『眉の形を変えろ』って。私はそんなことをしたくなかったし、そういう業界で働きたいとも思わなかった。ハリウッドの世界において、最高レベルの仕事というのは実はそういうことだった。自分はすごい大間違いをしたと思った」

パイロット版がうまくいかなった彼女はイギリスに戻った。これでキャリアは終わったという気持ちになっていたところ、軌道修正するチャンスに恵まれたという。

「2週間後に映画『レディ・マクベス』のオーディションを受けて、また映画が好きになった。俳優が自分の意見をはっきり言える余裕のある映画で、私は自分の意見を貫いた。この業界の人はあまりにも簡単に人を左右すると思う。19歳で自分がどんな役者になりたいかを見つけた私はラッキーだった」

US版『ハーパーズバザー』のカバーストーリーで、これまで演じた役を振り返っている。「私が映画で演じた役はどれも、窮地に追い詰められたり、意見や生き方を強要されたりする女性という要素があるのではないかしら。最終的にそこに何か亀裂が生じる。私は苦悩する女性を演じるのが好き」

今後の活躍も注目したい。