アデル、米ラスベガスでの定期公演終了後の予定を明かす

AI要約

アデルが、独ミュンヘンでの最終公演で再度音楽活動から離れて長期休養を表明。

アデルの10夜公演が終了し、ラスベガスでのレジデンシー公演が再開され、その後は音楽活動を休む予定。

アデルは新曲の予定がないことを明かし、長期の休みを取り、他のクリエイティブなことをしたいと述べた。

アデル、米ラスベガスでの定期公演終了後の予定を明かす

 アデルが、現地時間8月31日に独ミュンヘンで行われた定期公演の最終日に、今年の秋に米ラスベガスでのレジデンシー公演が終了した後、音楽活動から離れて長期的に休む計画を再度表明した。

 「ただ休息が必要です。私は過去7年間、自分自身の新しい人生を築いてきましたが、今それを生きたいんです。自分が築いてきた人生を生きたいと思っていますが、皆さんをとても恋しく思うでしょう」とアデルは特設のアデル・アリーナでファンに語った。

 アデルのミュンヘンでの10夜公演は現地時間8月31日に終了した。米ラスベガスのザ・コロシアム・アット・シーザーズ・パレスでのレジデンシー公演【ウィークエンズ・ウィズ・アデル】は10月に再開され、計10公演を予定している。

 「でも、その後は本当に長い間、皆さんにお会いすることはありません。その間、皆さんを心の中で大切にし続けます」とアデルは続けた。

 アデルは今年の夏の初めに、米ラスベガス公演後にしばらく音楽活動から離れる予定だと明かした。第2ドイツテレビのインタビューに応じた36歳のアデルは、「新曲の予定は全くない」と爆弾発言をした。“有名であることが好きではない”と語った彼女は、「この後、長期の休みが欲しいし、少しの間だけ、他のクリエイティブなことをしたいと思います」と付け加えた。

 【ウィークエンズ・ウィズ・アデル】は、2022年11月にシーザーズ・パレスのザ・コロシアムでキックオフした。この2年間で100公演に及ぶライブを行ってきたことについて、アデルは“体力も気力もほぼ空っぽ”の状態だと述べている。

 2016年から2017年にかけてアルバム『25』を引っさげたワールド・ツアーを行って以来、アデルは世界ツアーを行っていない。また、彼女はアルバムとツアーの間に常に自分の時間を確保している。2008年のデビュー・アルバム『19』から2011年のアルバム『21』までは3年間、2015年のアルバム『25』までは4年間、そして2021年のアルバム『30』までは6年間と、表舞台から姿を消す期間は毎回長くなっている。

 今年1月に行われた【ウィークエンズ・ウィズ・アデル】で、彼女は観客に「しばらくアルバムを書くつもりはありません」と語り、次にアルバムを制作した時は、正式なツアーをする準備ができるかもしれないと示唆していた。