<尾碕真花>朝ドラ出演が決まって「ソファを買い換えました」 「虎に翼」のどか役は“作り笑い”に苦戦

AI要約

尾碕真花さんがNHK連続テレビ小説「虎に翼」に出演し、主人公の長女・星のどかを演じている。彼女は作品にワクワクする気持ちを持ち、モチベーションアップのために新しいソファを買い換えたと明かす。

のどか役を演じることは簡単ではなく、役柄に合わせてウソをつき続ける難しさを感じながらも、真摯に役作りに取り組んでいる。

尾碕さんは出演が決まったときには緊張もあったが、台本を読んでドラマを見てからは前向きな気持ちに変わり、楽しみながら演技に取り組んでいる。

<尾碕真花>朝ドラ出演が決まって「ソファを買い換えました」 「虎に翼」のどか役は“作り笑い”に苦戦

 伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)に出演する俳優の尾碕真花さん。第20週「稼ぎ男に繰り女?」(8月12~16日)から航一(岡田将生さん)の長女・星のどかを演じている。「虎に翼」が初の朝ドラで、出演が決まって「ソファを買い換えました」という尾碕さんに話を聞いた。

 ◇ソファ新調はモチベーションアップのため?

 尾碕さんが演じるのどかは、ちょっとひねくれたところがある航一の長女。兄の朋一(井上祐貴さん)とともに義理の祖母・百合(余貴美子さん)に甘えている。表面上は子供っぽい兄をたしなめ、明るく振る舞っているが……。

 オーディションでのどか役に受かった尾碕さんは「出演が決まったときは、素直にすごくうれしかったです」と明かす。

 「すでに『虎に翼』は放送が始まっていた頃で、大人気にもなっていたし、しかも岡田将生さんの娘役って、正直、不安なところも多々ありました。でも、台本をもらって読んで、ドラマも初回から見たら本当に面白くて。『この世界に入っていけるんだ』と思うと、どんどんワクワクしてきて、早く撮影が始まらないかなって前向きな気持ちにもなりました」

 一つ作品が決まると、さらに「頑張るぞ」と自分のモチベーションを高めるため「お金を使うこと」があるという尾碕さん。

 「買い物をしたり、少し贅沢なごはん屋さんに行ったりするのですが、『虎に翼』への出演が決まったときは、ソファを買い換えました。ちょうど(家にあるソファが)よれていたというのもあって、前よりもいいソファを買っちゃいました(笑い)」

 そんな尾碕さんにとって、「虎に翼」ののどかは、決して簡単に演じられる役ではなかったようだ。

 「前半はのどかとして、心に思っていないことを言う場面が多くて。せりふだけを取り出すと、トラちゃん(寅子、伊藤さん)や優未ちゃん(毎田暖乃さん)を『受け入れてますよ』という体で進んでいくのですが、全く心が追いついていないのどかを演じるのは、難しかったです。お芝居ってそのせりふに納得して、そのキャラとして存在し、その言葉を発することが多いので、ウソをつき続けるお芝居ってやっぱり難しいなって感じました。私自身がウソをつくのが得意ではないので、思ってもいないせりふを口にして、お兄ちゃんを促したりもしましたが、“内心はそう思っていない感”を出しすぎてしまうと、逆に伝わりすぎてしまうかなと。その塩梅も難しかったです」