【虎に翼】原爆裁判、口頭弁論が始まる 梅子には転機が訪れる

AI要約

俳優の伊藤沙莉が、NHK連続テレビ小説『虎に翼』の主人公・寅子を演じ、第22週では寅子と航一の関係が描かれる。第23週では認知症の百合と家族の姿や法廷での展開が描かれる。

原爆裁判の準備が進む中、弁護士雲野の倒れや、吉田ミキの出廷の決意が描かれる。梅子の修業中にも転機が訪れる。

日本で初めて法曹界に飛び込んだ女性の実話を基にした『虎に翼』は、骨太なストーリーと爽快感のリーガルエンターテインメントとして展開する。

【虎に翼】原爆裁判、口頭弁論が始まる 梅子には転機が訪れる

 俳優の伊藤沙莉が、主人公・寅子を演じるNHK連続テレビ小説『虎に翼』(月~土曜午前8時)。第22週では寅子が航一(岡田将生)との「夫婦のようなもの」を休む提案をする様子などが描かれた。9月2日から始まる第23週はどんな展開になるのか。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると昭和34年、直明(三山凌輝)と玲美(菊池和澄)の間に子どもが産まれ、ますますにぎやかになった猪爪家。星家では寅子と航一が認知症の症状が進行する百合(余貴美子)を支えていたという展開に。東京地裁では、「原爆裁判」の準備手続が終了。いよいよ口頭弁論が始まるという時に、弁護士の雲野(塚地武雅)が倒れてしまう。原告・吉田ミキ(入山法子)は出廷を決意するが――。一方、修業中の梅子(平岩紙)にも転機が訪れる。

『虎に翼』もいよいよラスト1か月ほど。これまでいろんなテーマが盛り込まれてきた作品だが、第23週では認知症の百合と支える家族の姿が描かれるようだ。共感する視聴者も少なくないはず。また、雲野もこれからという時にまさかの事態に。第23週も見どころの多い週になりそうな気配だ。

 物語は日本で初めて法曹界に飛び込んだ女性の実話に基づく骨太なストーリーを追いながら、事件や裁判が見事に解決される爽快感も味わえるリーガルエンターテインメント。