ゆりやんレトリィバァのハリウッド進出に有村昆氏が太鼓判「大活躍できる」

AI要約

タレントのゆりやんレトリィバァがハリウッドスターを目指し渡米することを宣言。

ハリウッドでの成功を目指す芸人は増えており、ゆりやんも俳優としての活躍を模索。

ゆりやんのハリウッドでの成功に必要なアプローチやポリティカルコレクトネスの流れについて解説。

ゆりやんレトリィバァのハリウッド進出に有村昆氏が太鼓判「大活躍できる」

 タレントのゆりやんレトリィバァ(33)がハリウッドスターを目指し渡米すると宣言した。

 23日放送の「探偵! ナイトスクープ」(ABCテレビ)内で番組卒業を発表。「勝手なことなんですけど、ハリウッドスターになるために、アメリカに行くことを決めました」と説明するとともに心に秘める大きな夢を明かした。

 近年、アメリカでのブレークを目標に渡米する芸人は少なくない。渡辺直美やお笑いコンビ「ピース」綾部祐二がアメリカで精力的に活動している。また、昨年5月にはたむらけんじも生活の拠点をアメリカに移している。

 ただゆりやんは「ハリウッドスター」と明言していることから、コメディアンとしてではなく、俳優としての活躍を模索しているのだろう。ゆりやんが主演するダンプ松本をモデルにしたネットフリックスドラマ「極悪女王」は9月19日から全世界で配信される。これがハリウッドへの足掛かりとなるかもしれない。

 ゆりやんが実際にハリウッドで活躍するにはどのようなアプローチが必要なのか。本場ハリウッドの事情にも詳しい映画コメンテーターの有村昆はこう分析する。

「高いレベルの英語力はもちろんのこと、今のハリウッドではSNSのダイレクトメッセージが非公開のオーディション会場の様相を呈しています。SNSでガンガン監督本人に売り込みに行き、興味を持ってもらうことが大事です」

 ゆりやんは2019年にアメリカの大人気オーディション番組「America's Got Talent」に出演し大きな爪跡を残した。その際の動画を送れば効果抜群だという。

 さらに、時代の流れもゆりやんの渡米を後押しする。「昨今の米映画界では、人種や性別、見た目などにおいて差別的な表現をなくそうというポリティカルコレクトネスを非常に重視し、いかに遵守するかということに躍起になっている部分があります。この流れでアジア系俳優の出演も増えており、うまく波に乗れば大活躍できるのではないでしょうか」

 型にとらわれない大胆な笑いのスタイルで若手女芸人の先頭を突っ走ってきたゆりやんはハリウッドでスターとして輝けるか。