「EXIT」兼近大樹 スポーツ誤審防止にAIテックは必要か?言及 「そのうち…」

AI要約

兼近は、スポーツの誤審防止とAIテック導入の可能性について語った。審判が厳しい批判を受ける現代において、審判のなり手が不足し、AIが必要になる可能性について懸念を示した。

人間の感情を理解するAIがいかに困難であるか、その際に生じる問題点について兼近は指摘した。AIが人の感情まで考慮して審判を行うことが難しいとされる中、スポーツの公平な判定が困難になる可能性がある。

放送映像のハイレベル化に伴い、審判の役割が薄れつつあると兼近は述べた。動画で判定を行うことが増える中、スポーツの流れに合わせた適切な審判を行うことが難しくなっていると分析した。

「EXIT」兼近大樹 スポーツ誤審防止にAIテックは必要か?言及 「そのうち…」

 お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹(33)が29日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に出演。スポーツの誤審防止とAIテック導入の可能性について語った。

 兼近は「審判が絶対だって言われてた時代だったらいらなかったですよね。だけど、今は審判を(ネット上で叩くなどして言論で)殺せる時代というか…やりたい放題じゃないですか、無法地帯。そのうち、審判やりたい人いなくなっちゃうと思う。こんな言われちゃって。審判やりたい人がいなくなったら、AIしかなくなるのでは」と衆人環視の目が厳しすぎて審判のなり手がいなくなることを懸念。

 「そうなると、テクノロジーが追い付くのかなっていう…例えば、野球ならすっぽ抜けた球だったらインコース狙ってないんで、頭部近くにいっちゃいましたってなっても危険球退場にはならないじゃないですか。だけど、AIは判断できないと思う。人の感情って。そうなったら一撃で危険球退場になってしまう。人の感情まで理解して審判できるのかっていうところで引っかかっている」と指摘した。

 放送用の映像もどんどんハイレベルになっているだけに、「もう、審判じゃないんですよね。動画で確認して後からこれは間違ってるって言うから、それやられちゃったら、スポーツの流れで審判できない」と審判にとって厳しい時代だと述べた。