ブルース・スプリングスティーンの伝記映画の準備着々 主役俳優「ブルースに応援してもらっている」

AI要約

1970~80年代を中心に活躍した米ロック歌手ブルース・スプリングスティーンの伝記映画の製作準備が進む中、主役を演じるジェレミー・アレン・ホワイトがブルースの支持を得ていることを明かす。

映画はスプリングスティーンのキャリアの一部を焦点に置き、スコット・クーパー監督がメガホンをとる。

近年、伝記映画が多く製作されており、アーティストの人生や業績を描いた作品が注目を集めている。

ブルース・スプリングスティーンの伝記映画の準備着々 主役俳優「ブルースに応援してもらっている」

 1970~80年代を中心に活躍してきた〝ザ・ボス〟の愛称で知られる米ロック歌手ブルース・スプリングスティーン(74)の伝記映画の製作準備が進む中、主役を演じる米俳優ジェレミー・アレン・ホワイト(33)が米誌「GQ」とのロングインタビューに応じ、「ブルースに積極的に応援してもらっている」ことを明かした。

 ロック界のレジェンドを演じるにあたって、ホワイトは、「映像がありすぎてユーチューブの世界にどっぷり浸かっている」と告白し「スプリングスティーンの人生の中のさまざまな時期のMC(しゃべり)や歌声を聞くことができてすばらしい」と語った。

 映画「Deliver Me From Nowhere」(原題)は、1980年に全米1位を記録したアルバム「ザ・リバー」に続き、82年のアルバム「ネブラスカ」をリリースするまでの時期に焦点をあてる。「荒野の誓い」(2017年)などのスコット・クーパー監督がメガホンをとる。

 ホワイトは、伝説的プロレスラー、フリッツ・フォン・エリックを父に持ち、プロレスの世界で頂点を極める息子たちの実話を描いた映画「アイアンクロー」(2023年)で、四男ケリーを演じた。

 また、米コメディドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」では主役カーミーを演じ、2023年と24年に連続でゴールデングローブ賞男優賞(ミュージカル・コメディ部門)受賞している。

 一方、近年は伝説的アーティストの伝記映画が相次いで製作されている。オースティン・バトラーは「エルヴィス」(2022年)でエルヴィス、ラミ・マレックは「ボヘミアン・ラプソディ」(18年)でフレディ・マーキュリー、ナオミ・アッキーは「ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY」(22年)でホイットニーをそれぞれ演じた。