五木ひろし 76歳でチャンバラ時代劇『喧嘩安兵衛』に挑戦「今回大きなチャレンジ」
五木ひろしが新歌舞伎座での公演について披露
芝居と歌謡曲の2部構成の公演で、長屋での温かさやチャンバラなどが盛り込まれる
芝居後のスペシャルショーではヒット曲や新曲の披露も予定
歌手で俳優の五木ひろし(76)が26日、大阪市内で行われた「新歌舞伎座11月興行『五木ひろし・坂本冬美公演』」(10月31日~11月21日)の取材会に出席した。
本公演は、芝居「花のお江戸の快男児 喧嘩安兵衛」と歌謡曲のスペシャルショーの2部構成だ。
4年ぶりの長期公演で披露する今回の公演について「普段はお酒を飲んでぐうたらなところもあったりするんですが、実は正義感や友情に厚く、人間的にすばらしい魅力の持ち主。最終的にはおじうえの敵を討つために駆けつけ、そこで大立ち回りがある」と話した。
講談師・6代目神田伯山が芝居の状況を説明する予定。
「ありがたい。とても喜んでおります。長屋であふれる(人々の)温かさやちょっとした喜劇もある。時代劇特有のチャンバラも入り、とても華やかです」とアピールした。
新歌舞伎座での上演は約20年ぶりだ。
「大変動きの激しいお芝居でもありますんで、今回大きなチャレンジでもあります。50代の頃にやっていたお芝居がどこまでできるか、それに挑みたいと思います」と意気込んだ。
笹野高史がおかん婆さん役で出演するという。
「私と同じ年の笹野さんが当時『おかん婆さん』というおばあさんの役をやってたんですけど、それが見事にハマりまして。今回も再びリクエストしましたところ『20年前のようにいかないかもしれないけど、五木さんがやるんなら』ということで承諾していただいた」と明かした。
芝居の後に行われるスペシャルショーでは、ヒット曲「よこはま・たそがれ」や、今年3月にリリースした新曲「こしの都」も披露する予定だ。