中日・小笠原慎之介、「感覚は最悪」でも「最悪ぐらいがちょうどいい」28日広島戦で復帰登板「慎重に試合に入れるのかな」

AI要約

16日の阪神戦で左肘に打球が直撃して調整していた中日・小笠原慎之介投手が、28日の広島戦で復帰登板する。

26日はナゴヤ球場で調整を行い、感覚は最悪だったが、プロ経験から自身の調整方法を信じている。

119イニング1/3を投げている小笠原は4年連続での規定投球回達成を目指し、無欲に20登板目に向かう。

中日・小笠原慎之介、「感覚は最悪」でも「最悪ぐらいがちょうどいい」28日広島戦で復帰登板「慎重に試合に入れるのかな」

 16日の阪神戦(バンテリンドームナゴヤ)で左肘に打球が直撃して調整していた中日・小笠原慎之介投手(26)が、28日の広島戦(同)で復帰登板する。

 26日はナゴヤ球場の一部投手練習に参加。屋内練習場のブルペンでカーブ、チェンジアップなど全球種を含めた31球を投げて次回登板に向けて調整したが、「感覚は最悪です」と率直な感想を口にする。

 ただそこはプロ9年目、3年連続で規定投球回をクリアしている左腕。「最悪ぐらいがちょうどいい。やらなきゃいけないことも明確になりますし。僕は最悪の方が慎重に試合に入れるのかなと思います」と積み重ねてきた調整方法は自分の中にしっかりある。

 ここまで計119イニング1/3を投げ、4年連続での規定投球回到達も視野に入る。「あまり欲深く考えず、目の前の一つのアウトを大事に取っていけたら」と無欲で今季20登板目に向かう。