人気メンバーの禁断キスも…9月終了『ジョンソン』世界企画「コア視聴率1%&YouTube回らず」の切ない終焉

AI要約

バラエティ番組『ジョンソン』が突然の早すぎる終了を迎えることが決定し、視聴率低迷が原因であることが報じられている。

8組の若手人気芸人がレギュラーメンバーとして活躍していた番組は、わずか1年で幕を閉じることになり、メンバーたちも残念がっている様子が伺える。

番組は独自の企画や海外ロケなどに力を入れて制作されていたが、視聴者の習慣の変化や他局の強力な競合番組に押される形で視聴率が振るわず、打ち切りが決定したとのこと。

人気メンバーの禁断キスも…9月終了『ジョンソン』世界企画「コア視聴率1%&YouTube回らず」の切ない終焉

 秋の改編期が迫り、終わる番組、新たにスタートする番組の話題も増えつつあるなか、番組終了が複数のメディアに報じられているバラエティ番組『ジョンソン』(TBS系)は、想像以上に寂しい最後を迎えることになりそうだ――。

『ジョンソン』はかつてダウンタウンの松本人志(60)と浜田雅功(61)がMCを務めた『リンカーン』の後継番組として2023年10月に鳴り物入りでスタート。しかし、開始から8か月後の6月19日に、視聴率低迷により9月をもって終了することが明らかになったと報じられたのだ。

 かまいたちの山内健司(43)と濱家隆一(40)、見取り図の盛山晋太郎(38)とリリー(40)、ニューヨークの嶋佐和也(38)と屋敷裕政(38)、モグライダーの芝大輔(41)とともしげ(42)と、次世代を担う4組8人の人気芸人がレギュラーメンバーが抜擢されたものの、わずか1年で幕引きすることとなった。

 まだTBSから正式な発表はないが、6月23日公開のYouTube動画内でニューヨークの嶋佐が「もうちょっとやらせてはもらいたかったですけど。今月オンエア全然なかったし、実質半年ぐらいですからね」と『ジョンソン』の早すぎる終了を嘆いていた。

「早々に打ち切りが決定したのも、やむなしといったところでしょう。ここ最近はほとんど放送がありませんでしたし、久々の放送となった7月29日と8月5日の2時間SPの数字もかなり悲惨でしたからね……」(制作会社関係者)

 約2か月ぶりの放送となった7月29日の『ジョンソン』は「ジョンソン・イン・ザ・ワールド」と題し、メンバーが中国、タイ、インド、ウガンダ、ドバイ、韓国、フィリピンの7か国へ弾丸ツアーを敢行。

 誰もが一度は見ているであろう「世界でバズっている動画」に登場する人のもとや場所に赴き、“バズる動画”を撮影。その動画を1週間公開し、8人の動画の「総再生回数1000万回突破」を目指すという内容となった。

「かなりのお金と時間をかけた、出演者の体力面でも大変な企画でしたが、現在テレビ各局が重視している13~49歳のコア視聴率は1.1%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。翌週8月5日の2時間SPでも後編が放送されましたがコア1.0%と、とんでもなく寂しい結果に終わってしまいました。パリ五輪開催中ではありましたが、それにしてもゴールデン・プライム帯で1%というのはあまりにも低すぎます。

 海外ロケですから当然ながらお金がかかっていますし、猛獣と触れ合ったりスラムを訪れたりとメンバーも体を張っていた。スタッフも相当気合いを入れて制作に臨んだはずです。しかし、数字は全く伴わなかったと。

 実際に番組を見たら面白いんですが、すでに視聴者に、月曜午後9時にTBSにチャンネルを合わせる習慣がなくなってしまっているのではないでしょうか。パリ五輪は大注目でしたし、同時間帯にはフジテレビで月9ドラマ、日本テレビで『しゃべくり007』がやっていますからね。すでに多くの視聴者の頭の中から、『ジョンソン』の存在が抜け落ちてしまっているんでしょう」(前出の制作会社関係者)