落合博満氏 パリ五輪で号泣した阿部詩の心情に思い「世の中の期待を全部背負って…その反動っていうのが」

AI要約

パリ五輪で2大会連続の金メダルが期待された柔道女子52キロ級の阿部詩が2回戦で惜敗し、涙する場面が衝撃を与えた。

落合博満氏は、阿部詩の負け方や号泣の背景について推測し、その心情を語った。

阿部詩の負け方が今回のオリンピックで最も印象に残る出来事だったと述べた。

落合博満氏 パリ五輪で号泣した阿部詩の心情に思い「世の中の期待を全部背負って…その反動っていうのが」

 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(70)が18日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。パリ五輪を振り返る中で、柔道女子52キロ級の阿部詩(24、パーク24)の涙について私見を述べた。

 パリ五輪序盤、2大会連続の金メダルが期待される中でのまさかの2回戦敗退に号泣した詩。その負けた事実と涙する場面に日本中が衝撃を受けた。

 落合氏はパリ五輪を振り返り「やっぱり柔道の阿部詩さん…あの負け方、予想外だったんだろうと思う、本人は。あれだけ金メダルを獲れるっていう自信の元で(パリに)行って、負けた。世の中の期待を全部背負って出場したにもかかわらず負けた…その反動っていうのが号泣につながったんだと思う」と詩の心情を推測。

 続けて「腰が抜けたっていうような感じ。立てなかったでしょ。あれが今回のオリンピックで一番印象に残っていますね」としみじみと語った。