「中学生のときでBカップくらい」 “性分化疾患”YouTuberが苦悩を告白「なんで僕だけ」

AI要約

トランスセクシュアルのYouTuber・青木歌音が『ABEMAエンタメ』に出演し、「性分化疾患」の当事者として自らの苦悩や経験を語った。

性別適格性検査で不合格となった元女子ボクシング選手の事例を挙げ、同じ疾患を持つなかでの違いを説明した。

男性として生まれつつも、女性的に成長した経験や自らの性自認の変化についても述べている。

「中学生のときでBカップくらい」 “性分化疾患”YouTuberが苦悩を告白「なんで僕だけ」

“元男の子”として活躍するトランスセクシュアルのYouTuber・青木歌音が『ABEMAエンタメ』に出演。“性分化疾患”の当事者として、「トランスジェンダーとは違いますよ」とその思いを語った。

 パリ五輪女子ボクシング66キロ級で金メダルを獲得したイマネ・ケリフ(アルジェリア)は、性別適格性検査で不合格となった過去があり、世界的に議論を呼んだ。青木は、同じ“性分化疾患”をもつ一人として、「あの選手は女性として生まれているのに女性として育てられたし、いままでこういうことなかったのに、いきなり世界中の人から『お前は男だ』と言われるわけですよ」などと語った。

 また、自身が男性として生まれるも女性的に成長した“苦悩”を告白。野球少年だった当時の将来の夢は「プロ野球選手」だったが、中学生の頃には体にある変化があったという。

「まず胸が膨らんでくる。中学生のときでBカップくらいはあったと思いますね。なので、学校に行くときは、“さらし”を当時は知らなかったので、ガムテープをぐるぐるに胸に巻きつけて行っていましたね」

 さらに、お風呂場やプールでの着替えなどでも裸で歩くことは絶対にしなかったと振り返り、「周りの子たちはちゃんと成長していて、『なんで僕だけこんな(性器が)ちっちゃいんだろう?』みたいな。ずっとこうやって自分のを見て思っていました」と回想した。

 番組インタビューでは、野球の強豪校に進学したその後や、自らの性自認の変化についても語っている。