Epic GamesのCEOティム・スウィーニー氏が無料配布は「魔法みたい」に効果的と語る―独占は「良い投資ではない」

AI要約

Epic GamesのCEOティム・スウィーニー氏が、Epic Games Storeでのゲームの独占販売や無料配布について語った。

Epic Gamesはモバイル向けストアサービスの開始も発表し、Android版は全世界、iOS版はEU圏を対象とする。

CEOのティム・スウィーニー氏は独占タイトルの投資について述べる一方、無料配布による認知度向上の効果やゲーム開発者への支援についても説明した。

Epic GamesのCEOティム・スウィーニー氏が無料配布は「魔法みたい」に効果的と語る―独占は「良い投資ではない」

Epic GamesのCEOティム・スウィーニー氏が、Epic Games Storeでのゲームの独占販売や無料配布について海外メディアとの通話で語ったとPC Gamerなどが報じています。

モバイル向けストアサービスの開始も発表したEpic Games

Epic Gamesは「Unreal Engine」で知られているほか、PCゲーム販売のストアであるEpic Games Storeも運営しています。ゲームの無料配布で定期的に話題に上がる同ストアですが、8月16日にはモバイル向けEpic Games Storeの開始を発表。Android版は全世界、iOS版はEU圏を対象とし、『フォートナイト』や『Fall Guys』が用意されるということです。

CEOが独占や無料配布について語る

そんなEpic GamesのCEOであるティム・スウィーニー氏が海外メディアとの通話で、これまでのEpic Games Store運営に関する見解を明らかにしています。それによると独占タイトルには多額の資金を投じてきていくつかは非常にうまくいったものの、多くは「良い投資ではなかった」ということです。

一方で無料配布については「魔法みたい」だったとのことで、「FacebookやGoogle広告でかかる費用の約4分の1で、ゲーム開発者に金銭を支払いつつ新規ユーザーを呼び込める」と説明。ゲームの無料配布による認知度向上は有料での売り上げにも寄与し、開発者からこれからリリースする新作の認知度を高めるために交渉してくることもあると明らかにしています。