田中美佐子 萩本欽一の指導を回想し感謝「欽ちゃんは私を鍛えてくれたんだな」

AI要約

女優の田中美佐子が若い頃、コメディアンの萩本欽一とのエピソードを明かす。萩本からの助言やアドリブ芝居の練習を通じて成長したことを感謝している。

浅井企画に所属していた20代の田中は、萩本から女優としての方が向いていると言われた。その後、アイドルグループのオーディションの相手役を手伝い、萩本の指導を受ける機会があった。

萩本からの厳しい指導を通じて、田中は恥ずかしさを乗り越えて成長し、セリフがある芝居に安心感を持つようになった。

田中美佐子 萩本欽一の指導を回想し感謝「欽ちゃんは私を鍛えてくれたんだな」

 女優の田中美佐子(64)が16日放送の「徹子の部屋(テレビ朝日)」に出演。コメディアン・萩本欽一(83)とのエピソードを明かした。

 20代で萩本が所属する浅井企画に入ったという田中は「(仕事が)全然なくて。2,3年なかったですね。あまりにも仕事なくて、社長が欽ちゃんを紹介してくれたりして…」と入所当時を振り返った。また、萩本には「『君ちょっと暗いからね、女優とかやった方がいいんじゃない?』って言われた」と明かした。

 そんな時、萩本からお笑いアイドルグループのオーディションの相手役のオファーを受けて手伝っていたという。「今有名になっている方もたくさんオーディションにいらっしゃっていて。SMAPの皆さんもいたし、香取くん(=香取慎吾)とか勝俣くん(=勝俣州和)とか…」と回想し「2畳ほどの畳の上で、『芝居をやりなさい』って。台本は?って言ったら『そんなもんないよ。いいからやれ!』って」と、萩本から〝アドリブの芝居〟を徹底して練習する機会を与えられたことを告白した。

 田中は「そこから欽ちゃんと繋がっていった」と話し「あれだけのことをしたら恥ずかしいとか無くなっちゃって。セリフがあるとほっとして芝居ができた。相当、欽ちゃんは私を鍛えてくれたんだなって、心から思いました」と感謝した。