一躍、脚光を浴びた「高い位置でツインテール」 話題の19歳、転機は記念で受けた5000人オーディション

AI要約

倉沢杏菜(19)が芝居を始めたきっかけや事務所入りの経緯、進路に関する選択肢について語る。

母親の影響や映画「ハイスクール・ミュージカル」に触れ、女優という道に興味を持つようになった経緯を明かす。

進路に迷っていた時期には、バレリーナやCAなど様々な職業を考えていたが、オーディションを受け事務所に入る決断をした経緯を振り返る。

一躍、脚光を浴びた「高い位置でツインテール」 話題の19歳、転機は記念で受けた5000人オーディション

 現在、フジテレビ系ドラマ「ビリオン×スクール」(金曜午後9時)に出演中の俳優・倉沢杏菜(19)。11月には舞台「138億年未満」の公演も控えている。本格的に芝居を始めて、まだ2年弱。一躍、脚光を浴びたのが、今年放送されたNHK「VRおじさんの初恋」だった。デビューのきっかけや「VR――」出演などについて聞いた。(全2回の第2回)

 ***

――お芝居に興味を持ったきっかけを教えてください。

 母が見せてくれた映画「ハイスクール・ミュージカル」です。そこから英語や海外の文化、歌やダンスに興味を持ちました。中学生の時、英語の授業参観で英語の劇をする機会があり、それを見た母が「杏菜、女優さんという道もあるんじゃない?」と言ってくれたことで、女優の道を考え始めました。

――芸能界入りのきっかけは、約5000人が参加した「レプロ30周年主役オーディション」に合格したことですね。

 はい、そうです。ちょうど2年前に現在の事務所に入らせていただきました。

――現在の事務所に興味を持ったきっかけは何ですか。

 小学校の頃から好きなモデルさんが所属していて、その方のグッズを買うために事務所の公式ホームページを見ていたので、この事務所の名前を知っていました。高校2年生の時、進路に迷っていたんですが、ちょうどその時、インスタグラムのストーリーにレプロエンタテインメントのオーディション広告が流れてきて。それを見て迷っていた私に母が『(高校生活)最後だし、受けてみてもいいんじゃない?』と背中を押してくれて、“記念受験”のような形で受けました。

――もしオーディションがなければ、どんな進路を考えていましたか。

 小さい頃はクラシックバレエを習っていたので、バレリーナになりたかったです。高校生で進路に迷っていた時は、海外に関わる仕事がしたかったので、CA(キャビンアテンダント)さんや海外の会社に勤めることも考えていました。