故ジャニー喜多川氏による性被害の申告者状況を報告、補償金の支払者数は484人に

AI要約

SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)は、故ジャニー喜多川氏の性加害被害者への補償状況を報告した。補償受付窓口には1010人の申告があり、補償内容に関する手続きが進行中であることが明らかになった。

現在、補償内容の通知が未完了の被害者は490人であり、そのうち79人は手続き中である。一方、190人に対しては在籍や被害の確認ができず、補償が行われない旨の連絡がされている。

221人からの連絡がない状況もあり、手続きが進まない被害者もいるが、SMILE-UP.は引き続き被害補償に全力を尽くす姿勢を示している。

故ジャニー喜多川氏による性被害の申告者状況を報告、補償金の支払者数は484人に

SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)は15日、公式サイトで、故ジャニー喜多川氏による性加害の被害者への補償状況を報告し、補償受付窓口に申告した人が1010人となったことを明らかにした。

同サイトによると、補償受付窓口への申告者数は1010人、補償内容の通知者数は520人、補償内容の合意者数は494人、補償金の支払者数は484人だという。補償受付窓口への申告者1010人のうち、この日時点で、被害者救済委員会から補償内容の通知が行われていないのは490人。そのうち、79人が在籍実績の確認や被害者救済委員会によるヒアリングなどの手続中だという。

さらに、提出された資料の検証および弊社代理人によるヒアリングの結果、弊社への在籍および被害のいずれの事実も確認できず、弊社から補償を行わない旨の連絡をしたのが190人に上るという。

また、被害者救済委員会もしくは弊社の代理人弁護士からの連絡に対して、この日現在、221人から返信がなく、手続きを進めることができていないという。同社は「引き続き誠心誠意、被害補償に取り組んで参ります」としている。