櫻坂46石森璃花 ライブで初座長ポジション&カップリング曲で初センター “スポ根”でけん引

AI要約

櫻坂46石森璃花が最新シングルのカップリング曲で初のセンターを務める。石森はグループ愛とバスケ経験からステージをけん引し、意気込みを語る。熱いファンの前でセンターを務める石森は、初の座長ポジションも「全身全霊のパフォーマンス」を約束。

 櫻坂46石森璃花(22)が、最新シングルのカップリング曲「愛し合いなさい」で自身初のセンターを務める。千葉・幕張イベントホールで23日から3日間で開催される「9th Single BACKS LIVE!!」では座長的な立場を担う。熱いグループ愛と、バスケ歴7年で培われた“スポ根”キャラでステージをけん引する。【玉利朱音】

 6月に開催された東京ドーム公演のアンコールで、9枚目シングルの選抜外メンバー「BACKS」楽曲のセンターを石森が務めることが発表された。5・5万人のBuddies(ファンの総称)を前に「あの場で発表があることを皆さん想像してなかったと思うので、『どんな反応なんだろう』って怖かったです」と率直に話した。

 発表直後から大歓声と拍手が湧き起こり「すごく盛り上がってくださってうれしかったです。その後のミート&グリート(ファンとの交流イベント)で『発表の時に同じ空間にいられてうれしかった』と言ってくださる方もいて、心が温かくなりました」と笑みを浮かべた。

 グループは改名前の欅坂46時代を含めると3度目、櫻坂46としては2度目の東京ドームコンサートを大盛況のうちに終えた。昨年1月加入の三期生である石森は、3度のドーム公演を「コンプリートしました」とにっこり。「19年の1回目はいちファンとして見に行きました。2回目はオーディション合格後に研修生として見させていただき、今回メンバーとしてステージに立ちました」と話した。

 加入前から大ファンだったこともあり、グループ愛も人一倍だ。「私は櫻坂46が本当に好きで、BACKSという存在を誇りに思っています」と力を込めた。「BACKSがもっと強くなって、グループを広められるきっかけになったり、濃くて熱いBuddiesの方々を生み出せるきっかけになったらいいなと思っています」と意気込んだ。

 初センター曲「愛し合いなさい」はディスコソングをほうふつとさせるレトロな曲調が印象的。「両親の影響で『なんてったってアイドル』のような80年代の楽曲が好きなので、すごくうれしかったです」と喜んだ。

 「どうして自分がセンターに選ばれたのかは、今でもずっと分からないんです」と明かしつつも、「期待に応えられるような人になりたいと思いますし、自分を変えるきっかけにしたいです」と前を向いた。

 自身3度目となる今回の「BACKS LIVE!!」では、初の座長ポジションを務める。「『BACKS LIVE!!』は進化し続けなきゃいけないし、どんどん新しいものを見せていきたいという気持ちで挑みます。皆さんにその思いが伝わってほしいです」と熱く語った。

 「最近、自分って熱い人間なんだとすごく思うんです。根本は体育会系なんだと思います」とにやり。スポーツに親しみのある家庭で育ち、自身も小学3年生から7年間バスケットボールに打ち込んだ。チームワークの大切さを学び「一致団結して頑張りたい、みんなで良いものを作りたいっていう気持ちが今もすごく強いです」。

 さらに「全身全霊のパフォーマンスで、熱さを持っていることを伝えたいと思います」と宣言。初の大役に、心はめらめらと燃えている。

 ◆石森璃花(いしもり・りか)2002年(平14)1月13日、群馬県生まれ。22年に行われた櫻坂46の三期生オーディションに合格し、昨年1月加入。同3月にお披露目された。特技は料理とバスケットボール。159センチ。血液型B。