Snow Man ラウールが持つ独特のトークスキル 天性のセンスが光るバランス感覚の持ち主

AI要約

8月6日放送の『踊る!さんま御殿!!』に出演したSnow Man・ラウールが初登場で「踊る!ヒット賞!!」を受賞し、共演者や視聴者をほっこりさせる心優しい一面を披露。

休日の過ごし方や旅行エピソードなど、ラウール独自のトークスタイルで面白いエピソードを紹介。アイドルならではの悩みやパリファッションウィークの舞台裏も明かす。

ラウールはモデル業の他にもトークスキルが高く、将来はさらに幅広い分野で活躍する可能性を秘めている。

Snow Man ラウールが持つ独特のトークスキル 天性のセンスが光るバランス感覚の持ち主

 8月6日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)にSnow Man・ラウールが出演した。ラウールは初登場にもかかわらず、「踊る!ヒット賞!!」を受賞。元テレビ朝日のアナウンサー・富川悠太の長男・富川立夢が、フィギュアを持っていることで友だちからオタクだと言われてしまうと話したことに対して、「いじめられてない? お父さんの名前出したほうがいいよ」と心配。「いじめられてはいない」という富川へ心優しいアドバイスを送り、スタジオをほっこりさせていた。

 この「踊る!ヒット賞!!」以外でも、しっかり爪痕を残したラウール。「休みの日の過ごし方」というトークテーマでは、自身の“休みの日あるある”を披露した。事前に予定を詰め込むものの、いざ朝起きるとすべてが嫌になってキャンセルしてしまうそうで、タクシーを呼ぶところまで準備を終わらせているにもかかわらず、再びパジャマに着替えて寝てしまうのだという。さらに、「めっちゃ有名な観光地に行ったら負け」とも語り、パリに行った際も誰もが知るルーヴル美術館に行ったら負けた気がすると話して、共演者たちから賛否両論を呼んでいた。このトークの内容が実に絶妙であった。共感できる人にはとことん刺さる“あるある”な内容で、視聴者でも共感できる人が多かったはずだ。この温度感の話題をピックアップしたことで、ラウールのトークセンスが発揮されたのではないだろうか。

 一方で、アイドルならではのトークも展開。「ロケ先はもちろん、エピソードで紹介したレベルのお店もファンの方が行く」、「ありがたいけどエピソードを喋れば喋るほど休みの日の選択肢が減っていく」と今をときめくアイドルならではの悩みも話していた。

 ちなみに、8月1日放送の『不二家 presents Snow Manの素のまんま』(文化放送)も深澤辰哉とともにラウールがパーソナリティを務めていた。ラウールは同番組においては進行を担うことも多く、この日も主に進行を担当。さらに、深澤の話を受けてトークを広げる場面もあった。

 その上で、6月にパリファッションウィークのランウェイモデルを務めた際のエピソードも披露。1日8本オーディションを受けていたという貴重な話だったのだが、多くのリスナーにとっては馴染みのない世界での話でもあるため、ともすれば伝わりづらい内容にもなり得たはずだ。しかし、深澤の引き出し力も相まってパリでの様子が手に取るように伝わってきた。さらに一部のネット上で話題になっていた自転車の話も。「何よりも楽しかった、チャリが」「ヨーロッパでは時間貸しのチャリがあるのでオススメです」「(落ちた心を)チャリが癒やしてくれた」と楽しげに話す様子からは、少年のような無邪気さも垣間見えてた。

 ラウールといえば昨今ではモデル業に注目が集まっているが、トークスキルも高い。狙って話しているのであればその地頭の良さが感じられ、計算していないのであっても天性のセンスを持ち合わせていることがわかるほどだ。1人でトーク番組、バラエティ番組に出演することはまだあまり多くないが、彼のトーク力をもってすればさらに多方面で活躍できそうだ。