ゴー☆ジャス「一番最初に出たのが『笑っていいとも!』」実は『エンタの神様』出演はなし!スタッフから言われた驚愕の一言

AI要約

宇宙海賊ゴー☆ジャスさんの活動を振り返る記事。

ゴー☆ジャスさんのお笑い活動の始まりやブレイクの経緯。

様々なテレビ番組への出演や知名度の広がり、活動の喜びについて。

ゴー☆ジャス「一番最初に出たのが『笑っていいとも!』」実は『エンタの神様』出演はなし!スタッフから言われた驚愕の一言

 白塗りメイクで肩には鳥を乗せ、海賊帽子にきらびやかな紫の衣装をまとい、地球儀を激しく回し、国名を全力で叫ぶーー。一度見たら忘れられないうえ、何度も見ても新鮮な感情と愛着が湧き上がる、唯一無二のキャラ芸人「宇宙海賊」ゴー☆ジャスさん。「THE CHANGE」について問うと「まさしくレボ☆リューション! でございます!」と、全力で決め台詞を叫んでくれたのだった。【第3回/全5回】

 派手な衣装に奇抜な白塗りに、「キミのハートにレボ☆リューション!」の決め台詞でおなじみのピン芸人ゴー☆ジャスさん。その姿をテレビで頻繁に見かけるようになったのは、『爆笑オンエアバトル』(NHK)や『エンタの神様』(日本テレビ系)、『笑いの金メダル』(テレビ朝日系)、『イロモネア』(TBS系)『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)などネタ番組が最盛を極めた2000年代半ばのお笑いブームのさなかだった。

「仕事がいっぱい来ましたね。一番最初に出たのが『笑っていいとも!』(フジテレビ系)。芸人なら最初は『いいとも』だろ! と思って、オーディションに参加するためにまずアルタ前の広場に行って、そこで着替えたんですよ」

ーーえーー! アルタ前の広場って、野外ですよね?

「そうです。どこで着替えればいいのかなあ? と思って。事務所に入っていないフリーだったからわからなかったんです。そのあともう一度オーディションに行ったときは、近くのカラオケ店でメイクしました。最初からそこでやればよかったなと思ったんですが、それもいい勉強でしたね」

 出演したのは「チャンスがアルタ!!金のたまごクラブ」というネタ見せコーナー。同コーナーは2006年4月より深夜番組『インパクト!』として独立し、ゴー☆ジャスさんは椿鬼奴さんや大西ライオンさんらとともに第1回放送に出演している。

「さまぁ~ずさんがMCの番組で、一番最初に出たんです。インパクトがあってよかったなあと思いました。そこからお笑いブームに突入していくんですが、『レッドカーペット』や『イロモネア』に出させてもらって、仕事が結構続いて。そんなときに“じゃあオレがマネージメントしてあげるよ”という人が現れたんです。その人、優しい人だったんですど、最初は」

ーー最初は……? 不穏ですね。

「(笑)へんな人でしたが(笑)、その人から"(笑福亭)鶴瓶師匠の事務所に枠をもらったから、そこで見てあげる”と言われて以降、2008年くらいですね、いっぱい出させてもらいました。

『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)や『ラジかるッ』(日本テレビ系)、『リンカーン』(TBS系)もその頃ですね。一通り出させてもらい、“あ、これがブームなんだ”と思って。でも、ブレイクするほどじゃなかったんですよ。知名度が広がりましたし、いまの30代前後の方に”見ていましたよ!”と言っていただけるので、ちゃんと活動してきてよかったなあと思います」

ーー『エンタの神様』には出ていないんですね。ほかのネタ番組はほぼすべて網羅しているのに、『エンタ』だけ出ていない。

「そうなんです! だいたい皆さん"『エンタ』見ていましたよ!”と言うんですけど、出ていないんですよ。でも純粋に声をかけてくださる人もいるから、その夢は壊していけないと思って“わあ、ありがとうございます!”と言って」

ーー「『エンタ』は出ていないんです」とは言わないんですか(笑)。

「言わないです。“間違えてますよ”と言ってちょっとへんな空気になるのがイヤなので」