グレコ「金」相撲レスラー「肌と肌の…」二刀流経験生かしてつかんだ頂点

AI要約

日下尚が相撲経験を生かし、パリオリンピックで金メダルを獲得したことを明かす。

相撲の足腰の強さがレスリングでも活かされていることを説明。

日本勢のグレコで史上最重量での五輪制覇を果たし、相撲経験を生かしたスタイルで成功を収めた。

グレコ「金」相撲レスラー「肌と肌の…」二刀流経験生かしてつかんだ頂点

 パリオリンピック(五輪)レスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級の日下尚(23=三恵海運)が9日、フジテレビ系「めざましテレビ」(月~金曜午前5時25分)に生出演。中学生まで取り組んでいたという、相撲経験によって得られたことについて言及した。

 日下は現地フランスのスタジオからの中継で、金メダルを首から下げて登場。相撲経験がレスリングに生きていることについて「前に出る力っていうか、足腰の強さっていうのは相撲やってきたことによって、ついた力なので」と分析した。

 さらに「相撲と同じようにレスリングでも、つけるものもないところで肌と肌のぶつかり合いなので、それがそのまま出せた部分でした」と語った。

 日下は、決勝でジェメブ・ジャドラエフ(カザフスタン)に勝利し、日本グレコ史上最重量での五輪制覇を飾った。日本勢のグレコとしては、60キロ級・文田健一郎に続く2個目の金メダルで、複数獲得は1964年東京五輪以来60年ぶりとなった。中学生までは相撲にも取り組むなど、相撲経験を生かしたスタイルで、頂点をつかみとった。