「未来の巨匠」若い才能応援コンサートを10月、渋谷で開催 抽選で500人招待

AI要約

若い才能がオーケストラと共演する「未来の巨匠コンサート2024」が開催。応募受付中。

バイオリンの若尾圭良とピアノの奥井紫麻が出演。指揮は大友直人。

曲目はラヴェルの「ツィガーヌ」やチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番など。

「未来の巨匠」若い才能応援コンサートを10月、渋谷で開催 抽選で500人招待

日本から世界へ羽ばたこうとする若い才能に、オーケストラとの共演機会を設け、ステップアップを後押しする「未来の巨匠コンサート2024」(東急文化村主催)が10月13日午後3時から、渋谷区のオーチャードホールで開催される。平成4年から続くコンサートで、コロナ禍の中断を経て昨年に再開。8月31日まで、500人の無料招待チケット申し込みを受け付け中だ。

出演は、バイオリンの若尾圭良(けいら)=(18)=と、ピアノの奥井紫麻(しお)=(20)=で、大友直人指揮で東京フィルハーモニー交響楽団が若い2人をサポートする。

若尾はユーディ・メニューイン国際バイオリン・コンクールジュニア部門で優勝し、今年9月には米ボストン交響楽団のオープニング・ガラ・コンサートに出演が決まっている。一方、奥井はモスクワ音楽院付属中央音楽学校に学び、12歳で露名門マリインスキー劇場管弦楽団と共演を果たすなど、2人とも注目の逸材だ。

曲目は、若尾がラヴェル「ツィガーヌ」、奥井がチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番などを予定。一般公募による500人の招待席(応募多数の場合、抽選)のほか、若手アーティストを積極的に支援できる席数限定の「パトロネージュチケット」(1万円)もある。

申し込みは招待チケットが8月31日まで、パトロネージュが同25日まで、ホームページ(https://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/24_mirai/)で受け付ける。問い合わせは文化村(03・3477・3244)。