“監督”ジャンヌ・モローの3作品を公開 特集上映『映画作家 ジャンヌ・モロー』10月開催

AI要約

ジャンヌ・モローの監督作品を一挙上映する『映画作家 ジャンヌ・モロー』が10月11日より公開。モローの映画への情熱と好奇心、女性たちの率直な姿が作品に表現されている。

公開される3つの作品には、女性たちを中心に据えた作品が含まれており、モローの監督デビュー作やドキュメンタリー作品も含まれている。

作品には、女性たちのストーリーや映画業界を描いた作品、リリアン・ギッシュについてのドキュメンタリー作品などが含まれている。

“監督”ジャンヌ・モローの3作品を公開 特集上映『映画作家 ジャンヌ・モロー』10月開催

 ジャンヌ・モローの監督作を一挙上映する『映画作家 ジャンヌ・モロー』が10月11日より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国順次公開されることが決定した。

 オーソン・ウェルズ、フランソワ・トリュフォー、ルイ・マル、ルイス・ブニュエルら名だたる映画監督と共に数々の名作に携わったモロー。彼女の映画への情熱と好奇心に満ちた創造力は、映画監督としても発揮された。

 40代で初めて監督を務めたモローは「私は女たちを称賛している。ありのままの姿を彼女たちに示そうと思った。男たちが示す形ではなく」と語っている。その言葉通り、彼女の映画には様々な年代の女性たちの率直な言葉や飾り気のない姿が映し出されている。

 『映画作家 ジャンヌ・モロー』では、70年代から80年代にかけて作られた、女性たちをめぐる3つのモロー監督作品を公開。監督第1作『リュミエール』とドキュメンタリー作品『リリアン・ギッシュの肖像』は日本劇場初公開となる。

 監督デビュー作『リュミエール』は女優4人を主人公に映画業界を内部から描く作品で、モロー自身の半生を彷彿とさせ、女優の1人サラ役をモローが演じている。アストル・ピアソラが音楽を担当し、『ベルリン・天使の詩』のブルーノ・ガンツも出演している。

 『思春期』は、戦争の影が迫る1939年の夏、少女マリーの忘れられない夏休みを紡いだ作品。シモーヌ・シニョレが孫を優しく見守る祖母役で出演し、日本では1986年に『ジャンヌ・モローの思春期』のタイトルで劇場公開された。

 『リリアン・ギッシュの肖像』は、サイレント映画期から活躍してきたリリアン・ギッシュに迫るドキュメンタリー映画。モローとギッシュの対話から、映画の歴史と好奇心に満ちた人生が浮かび上がる。

 あわせて公開された日本版ビジュアルは、バカンスをイメージした爽やかなペパーミントグリーンを背景に、女性の登場人物が2人ずつ並んだ3作品のビジュアルが配置され、「女が女の映画をつくるということ」というモロー自身の言葉がキャッチコピーとして添えられている。