乃木坂46 4期生&日向坂46 三期生、「TIF」グランドフィナーレで共演「お互いのライブを見に行くことも」

AI要約

乃木坂46の4期生と日向坂46の三期生がTOKYO IDOL FESTIVAL 2024に出演し、感想やグループ間の交流について語った。

坂道合同オーディション出身の同期である2組は、4年ぶりの4期単独出演や初のTIF参戦を経て、歴史を感じさせる瞬間を共有した。

乃木坂46の4期生と日向坂46の三期生がお互いのライブを支え合い、オーディション時代からの繋がりを大切にしている様子が伝わってきた。

乃木坂46 4期生&日向坂46 三期生、「TIF」グランドフィナーレで共演「お互いのライブを見に行くことも」

乃木坂46の4期生と日向坂46の三期生が8月4日、世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024」(8月2~4日、お台場・青海周辺エリア)のグランドフィナーレに登場。チェアマンの長濱ねる、フジテレビの原田葵アナウンサーと共にライブを終えた感想や、お互いのグループに対して思っていることなどを語った。

■“坂道合同オーディション”出身の同期

乃木坂46の4期生はオンライン開催だった2020年以来4年ぶりの4期単独出演、日向坂46の三期生は三期単独では初のTIF参戦。乃木坂46が遠藤さくら、賀喜遥香、金川紗耶、黒見明香、佐藤璃果、柴田柚菜、田村真佑、筒井あやめ、林瑠奈、松尾美佑、矢久保美緒、弓木奈於、日向坂46が上村ひなの、高橋未来虹、森本茉莉、山口陽世というメンバーが参加した。実はこの2組は、2018年夏の坂道合同オーディション合格者たち。そのうち黒見、佐藤、林、松尾、弓木、高橋、森本、山口は坂道研修生として共に活動した期間を経てそれぞれのグループに合流したという歴史がある。

初めての三期生単独でのライブを終えた感想を聞かれ、上村は「緊張していたんですけど、皆さんすごく温かくて安心しました~」とニッコリ。また、森本は「親のような感じで(一期生の)加藤史帆さんから『かましてこい!』って言っていただいて。後輩の四期生も『応援してます』って言ってくれて。温かい言葉をもらって“かませました”」と胸を張った。

日向坂46の三期生に対し、(日向坂46に改名前の)けやき坂46時代に欅坂46と兼任していた経験もある長濱は「日向坂46を引っ張っていける存在だと思いましたし、見るたび本当にどんどんどんどん大きくなっているのがうれしい」と賛辞を贈ると、メンバーは憧れの先輩からの言葉に「ありがとうございます!」とうれしそうに瞳を輝かせた。

■乃木坂46の4期生もステージに登場

さらに乃木坂46の4期生もステージに再登場。大トリでライブを終えた感想を聞かれ、遠藤は「4期生としては2020年以来4年ぶりだったので、久しぶりの(TIFの)ステージだったのですが、みんなで熱いステージが作れてとても楽しかったです」と充実感をにじませた。

そんな中、乃木坂46の4期生と日向坂46の三期生は坂道合同オーディション出身の“同期”であるという話題に。同オーディション組は2回に分かれてそれぞれのグループに加入しており、後から合流したメンバーは、今回出演していない櫻坂46の二期生である遠藤光莉、大園玲、大沼晶保、幸阪茉里乃、増本綺良、守屋麗奈も含め研修生として「坂道グループ合同研修生ツアー」で全国を回ったこともあり、今も当時のLINEグループが残っているという。

先日も大園と弓木が音楽番組での共演後、それぞれのブログやInstagramに一緒に撮った写真を載せていたが、このステージ上でも弓木が森本とパフェを食べに行ったり、他のメンバーも「お互いのライブを見に行ったりする」などと、交流エピソードが飛び出した。

その他、原田アナからあらためてお互いのグループの「ここが好き」「ここが気になる」というポイントについて聞かれると、日向坂46のライブによく行くという乃木坂46の松尾は「見ている観客全員を巻き込んでくださっていて、一緒にステージにいて踊っているみたいな感覚になれるのがすごく好きです」と、ライブでのファンとの一体感を挙げた。

一方、日向坂46の高橋は「私の個人的な印象なんですけど」と前置きした上で、「パフォーマンスの際の布の衣装の使い方が印象的だなと。それって自分たちで取り入れた感じなのかなと気になりましたね。いつもきれいだなと思って見ていました」と、乃木坂46の“布使い”が気になる様子だった。

2組が降壇した後、2022年と2023年の「TIFアイドル総選挙」の優勝グループである#ババババンビ、Appare!がそれぞれ1曲ずつパフォーマンスし、最後はこの日ライブを行った多くのアイドルグループがステージ上に集まったところで2024年のTIFは幕を下ろした。

■15周年となるTIF2025の開催も決定

「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)」は、お台場で開催される世界最大のアイドルフェス。アイドル戦国時代と称され、アイドルブームが再燃し始めた2010年に、日本初の“アイドルに特化した大規模同時多発的音楽フェス”として、東京・品川でスタートした。

新型コロナウイルスの影響により、2020年は初のフルオンラインフェス、2021年は一部ステージを有観客にしてリアルとオンラインのハイブリット型で、2022年は3年ぶりに会場全体を有観客に、2023年は4年ぶり観客による歓声、ジャンプも解禁して開催された。

そして、2024年も新たな試みを積極的に行いながら「アイドルシーンを盛り上げ広めていく」という変わらぬ目的のため、約200組のアイドルが出演し、世界中からアイドルファンを集めて開催。3日間で8万604人が熱狂した。

15周年となる「TIF2025」の開催も決定。15周年の軌跡を詰め込んだ企画や新プロジェクトを続々発表される予定だ。

◆取材・文=森井夏月

※高橋未来虹の「高」はハシゴダカが正式表記