歌手の園まりさん、急性心不全のため80歳で死去 代表曲は「逢いたくて逢いたくて」など複数

AI要約

歌手で俳優の園まりさんが急性心不全のため亡くなったことが明らかになった。80歳で闘病生活を続けていたが、近親者のみで通夜・告別式が行われた。

園まりさんは2008年に乳がんを発症し、19年に再発。治療を続けながらもステージやメディアに出演し、昨年の歌謡祭にも出演予定だった。治療のため入院し、復帰を目指していた。

1944年生まれの園まりさんは童謡「つゆの玉とろり」でデビューし、代表曲に「逢いたくて逢いたくて」「何も云わないで」などがある。

歌手の園まりさん、急性心不全のため80歳で死去 代表曲は「逢いたくて逢いたくて」など複数

 歌手で俳優の園まりさんが7月26日に急性心不全のため亡くなっていたことが1日、分かった。80歳だった。通夜・告別式は本人の意向により近親者のみで執り行われたという。

 日本歌手協会の発表によると園さんは2008年1月に乳がんを発症し手術。しかし、19年に再発し、闘病生活を続けていた。闘病中もステージにテレビ、ラジオに出演し続け、昨年10月末開催の「日本歌手協会第 50 回歌謡祭」にも出演予定であったが体調不良で入院した。その後は復帰へ向け治療に専念していたという。

 歌手協会では8月21日放送のレギュラー番組、BSテレ東『ブレイバック日本歌手協会歌謡祭』(午後5時56分)で在りし日の園まりさんの歌唱シーンを含めた特別番組を放送する予定となっている。

 1944年4月12日生まれの園さんは56年に本名の菌部醐子名義で童謡「つゆの玉とろり」でデビュー。代表曲には「逢いたくて逢いたくて」「何も云わないで」「夢は夜ひらく」「何んでもないわ」「愛は惜しみなく」などがある。