歌手の園まりさん死去 80歳 代表曲は「逢いたくて逢いたくて」「夢は夜ひらく」など

AI要約

歌手で女優の園まりさんが80歳で亡くなったことが明らかになった。

園まりさんは童謡歌手としてデビューし、人気を集めた後、マルチタレントとして活躍した。

代表曲やNHK紅白歌合戦への出場など、彼女の輝かしいキャリアが振り返られている。

歌手の園まりさん死去 80歳 代表曲は「逢いたくて逢いたくて」「夢は夜ひらく」など

 歌手で女優の園(その)まりさん(本名・薗部毬子)が亡くなっていたことが1日、分かった。80歳だった。

 1956年、本名の薗部毬子名義で、童謡歌手としてデビュー。60年にNET(現テレビ朝日)の「あなたをスターに」で優勝後、62年「鍛冶屋のルンバ」でレコードデビュー。同年7月フジテレビ「レッツゴー三人娘」で、中尾ミエ、伊東ゆかりと「スパーク3人娘」を結成し、日本テレビ系「シャボン玉ホリデー」などに出演して人気となった。

 ささやくように語りかける独特の歌唱が特徴で、代表曲としては「何も云わないで」「逢いたくて逢いたくて」「夢は夜ひらく」「何んでもないわ」「愛は惜しみなく」などがある。

 NHK紅白歌合戦には63~68年まで6回連続で出場している。

 また66~67年にかけて、マルベル堂のブロマイド売り上げで2年連続で女性歌手第1位を獲得した。その後、ドラマ、CM、バラエティー、舞台とマルチタレントとして活動を続け、ブログも今年4月まで更新を続けていた。