「一緒に殺してあげる」【推しの子】アクアに寄り添うあかねの覚悟に「ゾワッとした」「声の演技すげぇ」

　7月31日より順次放送中のアニメ【推しの子】第16話では、黒川あかね（CV：石見舞菜香）から役者をやる理由を聞かれた星野アクア（CV：大塚剛央）が、「俺の目的が人を殺すことだったらどうする？」と答えた。するとあかねは「一緒に殺してあげる」と返し、「目が怖いよ」「覚悟、決まりすぎ」と震える視聴者が続出した。

　アニメ【推しの子】は、赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏のタッグによる大ヒット漫画が原作。産婦人科医のゴローこと雨宮吾郎（CV：伊東健人）が、大好きなアイドル・星野アイ（CV：高橋李依）の息子・星野アクアに転生することから始まる物語だ。アイを殺されたアクアは、事件の真実を探るため芸能界に足を踏み入れていく。2023年にアニメ第1期が放送され、2024年11月28日からは実写ドラマシリーズの配信、12月20日からは実写ドラマの続編に当たる映画の全国公開が決定している。

　前回放送の第15話では、舞台の稽古でもっと感情を出すよう指導されたアクアに、共演者の有馬かな（CV：潘めぐみ）が「嬉しかったことを思い出しながら演技すればいい」とアドバイスした。アクアがさっそく嬉しかった過去を振り返ると、口角が上がった。しかし次の瞬間、転生前の姿であるゴローの影が、「楽しんでるんじゃねえよ。忘れるな、お前は救えなかった。お前にそんな権利は……」とアクアに辛辣な言葉をかけた。映像ではアイの死体が映し出され、事件を思い出したアクアは床にうずくまってしまった。

　アイの事件にとらわれ続けるアクアの描写に、ネット上では「ガチでホラー演出」「トラウマ表現しんどいな……」といった声が相次いだ。

　第16話「開幕」では、あかねがアクアに「どうして演劇やってるの？」と尋ねた。アクアは「もし俺の目的が人を殺すことだったらどうする？芸能界の上に目的の人間がいて、そいつを殺すために上に行きたい。そう言ったらどうする？」と答えた。

　するとあかねは淡々とした声で「一緒に殺してあげる」と返した。「そんなこと気軽に言うなよ」と戸惑うアクアに、あかねは「罪を背負うなら私も一緒に背負いたい。そういう覚悟で彼女してるんだけどなぁ」と話す。

　「一緒に殺してあげる」と言うあかねからは目の光が消え、ネット上では「ゾワッとした」「目が怖いよ」「ひえっ」「覚悟、決まりすぎ」「ここの声の演技すげぇ」と視聴者が衝撃を受けていた。

■第16話「開幕」

【あらすじ】

自分には才能はないと言いながら役者を続けるのはなぜか──初めて本心を明かしたアクアに、あかねが返した言葉とは？ そして、あかねが求める『カレシの責務』とは──？

（C）赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会