ヘンリー王子、エリザベス女王なら「僕の裁判を応援してくれるに違いない」と最新インタビューで明かす

AI要約

ヘンリー王子が裁判でタブロイド紙と闘う姿勢を示し、亡くなった祖母エリザベス女王も支持しているだろうと語っている。

裁判が家族内の不和の原因になった可能性も指摘し、家族全体での団結の重要性を訴えている。

2019年に勝訴した裁判に続き、別の2つの裁判も進行中であることを明らかにしている。

ヘンリー王子、エリザベス女王なら「僕の裁判を応援してくれるに違いない」と最新インタビューで明かす

ヘンリー王子がイギリスのタブロイド紙を相手取った、電話盗聴などに関する裁判は現在も継続中だ。そんな中、王子は最新インタビューで、亡き祖母エリザベス女王は今回の裁判を支持してくれただろうと述べだ。

「生前、彼女とはたくさん話をしました。彼女はこれ(裁判)をとても支持していましたし、私にとってこれがいかに重要な戦いであるかということを彼女はよく理解していました。『最後までやり抜きなさい』、彼女なら間違いなくそう言うでしょう。今も空の上から、僕に向けてそう言ってくれているに違いありません」と、イギリスのTVドキュメンタリー『Tabloids on Trial』で述べている。

ドキュメンタリー内ではその他に、王子がタブロイド紙を提訴したことが家族の不和の原因になったとも。「原因の中心となったのは確かだと思います。私が家族について何か発言すると、新聞に激しく苛められるので、答えにくいのですが」

さらに「これは曖昧にしてはいけない問題だと私は何度も明確にしてきました。もし家族みんなで立ち向かえたなら、どんなに良いでしょう。人に奉仕する立場に立ち、公的な役割を担う者として、こういうことは、より大きな社会の善のためにやるべきだと私は信じています。私には自分なりの理由があって闘っています」とも続けた。

ヘンリー王子は2019年にミラー・グループ・ニュースペーパーズ社(MGN)を提訴し、2023年12月に勝訴。当時、王子は声明文を出し、「私は、大きな敵に牙をむくと酷い目に遭うと散々言われてきました。ですが本日の勝利と、自由で誠実な報道のために必要なことをする大切さを思えば、支払うべき代償としては価値あるものだと思っています。私の使命は続きます」と述べた。

王子は現在も、アソーシエイティド・ニュースペーパーズ(『The Daily Mail』の発行元)とニュース・グループ・ニュースペーパーズ(『The Sun』紙の発行元で、現ニュースUK 社) を相手取った2つの裁判が進行中だ。両社とも違法な情報収集行為について否定を続けている。