35歳フリーターがイケメン→ヒーローへの2段変身、特撮映画「四畳半のジェメオス」公開

AI要約

特撮映画「四畳半のジェメオス」が東京・大阪で公開決定。予告編がYouTubeで解禁され、映画のストーリーとキャストが紹介されている。

物語は35歳の男性が特殊なアバター「ジェメオス ギア」を手に入れ、ヒーローとして世界の危機に立ち向かう姿を描いている。

監督・脚本・企画・製作・美術・撮影・編集・VFXを5人の映像制作チームが担当し、低予算ながらも情熱と工夫で作り上げられた作品。

35歳フリーターがイケメン→ヒーローへの2段変身、特撮映画「四畳半のジェメオス」公開

特撮映画「四畳半のジェメオス」が東京・大阪で公開決定。予告編がYouTubeで解禁された。本作を鑑賞した井上正大、松田悟志、北条隆博らの推薦コメントも到着している。

本作の主人公は、夢を目指し上京するもフリーター生活を続けている35歳の島崎広。ある日、現実世界に自分のアバターを生成し、自由に操る事ができる「ジェメオス ギア」が届けられると、彼はアバターをイケメンに設定して楽しんでいた。そしていつの間にか世界の危機に巻き込まれ、イケメンからヒーローに2段変身して戦うことになるのだった。

「神ミタイナ時間」の谷佳樹が「ジェメオス ギア」で作られた島崎の分身・ジェメオスヤマト、「レンタル×ファミリー」の清水剛が島崎を演じるほか、田嶌友里香が島崎に好意を寄せる職場の同僚・小手川さや役、服部武雄が「ジェメオス ギア」で生まれた謎の人物・フューラー役で出演。田口巧輝、伊藤学、幸村未鈴、榎本くるみ、一三、長谷川芳明もキャストに名を連ねた。谷は謎の男である皆見亨介役としても参加している。監督・脚本・企画・製作・美術・撮影・編集・VFXを特撮ドラマ「華衛士F8ABA6ジサリス」の田邉明宏が務め、わずか5人の映像制作チームで本作を作り上げた。

田邉は「この物語は一人の男が、日々を頑張ることで人生を掴む様を描いています。本作のスタッフたちも、特撮が大好きな個人でしたが、今作でSNSを通して集まり、超低予算、超小人数の過酷な現場の中で頑張って特撮作品を生み出してくれました」と述懐。谷は「撮影を振り返ると日々色々な物と戦いながらも、熱意と愛で溢れた現場だったなと懐かしく感じます。皆様のお力をお借りし、低予算ながらも監督とスタッフ様の想いが込められた作品となっています」とつづった。

「仮面ライダーディケイド」で知られる井上は「監督から編集やCGも自分1人でやっていることに驚き『こんな気合い入ってる人がいるんだなぁ』と感心しました」「少しでも多くの特撮ファンに届くように。応援しております」と、「仮面ライダー龍騎」に出演した松田は「画の切り取り方、テンポ、VFXと実写の融合やそのバランス、今日の田邉ワールドの生誕地はまさにここだと感じました」とコメント。「仮面ライダー剣」の北条は「冴えない主人公が闘いの中で少しずつ成長して行く様が気になり、あっという間に観てしまいました! 是非、沢山の特撮ファンの方々に観てもらいたいです!!」と呼びかけた。

「四畳半のジェメオス」は9月28日から10月4日まで東京の池袋シネマ・ロサ、10月12日から18日まで大阪・シアターセブンで上映される。

■ 田邉明宏 コメント

企画から完成まで5年、公開まで3年がかかった「四畳半のジェメオス」が、ついに劇場で初お披露目となります。

本作は日本が世界に誇る映像文化「特撮」に、映像制作未経験者の少人数スタッフで挑んだ意欲作です。

この物語は一人の男が、日々を頑張ることで人生を掴む様を描いています。

本作のスタッフたちも、特撮が大好きな個人でしたが、

今作でSNSを通して集まり、超低予算、超小人数の過酷な現場の中で頑張って特撮作品を生み出してくれました。

それらの事実が、観てくださる方々に届き、明日を生きる一つの活力となれたのなら幸いです。

ぜひ皆さま劇場にお越しください!!

■ 谷佳樹 コメント

ジェメオスヤマトを演じさせて頂きました谷佳樹です。

撮影を振り返ると日々色々な物と戦いながらも、熱意と愛で溢れた現場だったなと懐かしく感じます。

皆様のお力をお借りし、低予算ながらも監督とスタッフ様の想いが込められた作品となっています。

誰もが憧れるヒーローになれた事、変身出来た事が嬉しくて、現場で変身ポーズを何度も練習しました。

なので特に見て欲しいのは僕が格好良く変身するシーンです!(笑笑)

皆様に楽しんで頂けると幸いです。

■ 清水剛 コメント

島崎広を演じました清水剛です。幼少時からゴジラやウルトラマンに夢を見てきた男が特撮ヒーローを演じられた事、

そして何より、この作品が劇場公開という形で皆様にお届け出来る事に喜びを感じます。

見て頂きたいのは自主映画とは思えないVFXの数々と、自身が演じた島崎の足掻く様です。

足掻き方が分からない。心が上手く働かず足掻くことすらもままならない。人間そんな時もあると思うんです。

それでも何かを掴もうとする姿。正直彼は従来の特撮ヒーローと違いカッコ悪いです。

でも彼を見て感じられる事、勇気づけられる事もあると思っています。

是非とも劇場で確かめて頂きたいです。よろしくお願い致します。

■ 田嶌友里香 コメント

小手川さや役の田嶌友里香です。今回、映画館で上演されるという事を聞きとても嬉しく思います。

撮影からあっという間に約6年が経ちましたが現場でヒーローのスーツを見た時とてもワクワクしたのを今でも覚えています。

自分が着るわけではなかったのですが(笑)

私が演じた小手川さんは島崎さんに想いを寄せているはずなのに、素直になれずにいて色々な想いに揺れ動く絶妙な感情を表現するのが凄く難しかったです。少し小悪魔な要素があったりなかったりする小手川さんに注目していただけたらと思います!

この作品は他のヒーローとは違った、新しいヒーロー達のやり取りが面白く愛らしいです。

そして島崎さんの戦う姿に本当に勇気をもらえます。是非、子供から大人まで沢山の方に観てもらえたら嬉しいです。

■ 服部武雄 コメント

フューラー役を演じました。服部武雄です。

今回初めて自分が変身する作品に出演させて頂くので、クランクインの時から非常に楽しみにしていました。

変身ポーズをどうするか、現場で監督と話し合い作った時間は今でも鮮明に覚えています。

撮影期間は共演者の皆様、スタッフの皆様に大変お世話になりました。

とても温かく居心地が良い現場でした。

そんな作品がスクリーンに映し出されると考えるだけで非常に楽しみで仕方がありません。

1人でも多くの方と上演の瞬間を共有できますよう。作品の中で皆様とお会い出来るのを楽しみにしています。

本作品を気に留め、この文章を読んで下さり誠にありがとうございます。

■ 井上正大(俳優)コメント

僕、5年くらいかけて特撮作ってるんです。

最初、田邉監督とお会いした時にそう言って途中まで完成していたこの作品を観せていただきました。

監督から編集やCGも自分1人でやっていることに驚き「こんな気合い入ってる人がいるんだなぁ」と感心しました。

ようやく公開できるということで、まずはおめでとうございます。

「四畳半のジェメオス」が少しでも多くの特撮ファンに届くように。応援しております。

■ 松田悟志(俳優)コメント

画の切り取り方、テンポ、VFXと実写の融合やそのバランス、今日の田邉ワールドの生誕地はまさにここだと感じました。

ARとVRが逆転した世界観などその発想の新鮮さはさすがの一言。

駆け出し俳優の日常は痛いくらいリアルですし人々の日常と「ヒーロー」を解離させない見せ方など、その独特な手触りは癖になりますね。

■ 北条隆博(俳優)コメント

予算・制作チームの経緯を聞いて、ただただ驚きと、制作チームの熱意に感服致しました!

予算が少なくとも、人の熱意で作品はここまでクオリティが上がるのだと改めて思う作品。

相撲、関取モチーフのジェメオスの闘い方が今までありそうで無かったなーと思いつつ、

冴えない主人公が闘いの中で少しずつ成長して行く様が気になり、あっという間に観てしまいました!

是非、沢山の特撮ファンの方々に観てもらいたいです!!

p.s. 次回作の出演オファー お待ちしております!笑

■ ガイガン山崎(ライター)コメント

ご当地ヒーローをはじめ、どっちを向いてもヒーロー、ヒーローというスーパーヒーロー飽和時代。

しかし、多くの場合はヒーローになること、ヒーローを作ることで満足してしまい、

肝心のオリジナリティを獲得するには至っていない。

その点、「四畳半のジェメオス」はどうだ。独自性を通り越して、こいつは明らかにヘンなヒーローだ。

名前もヘンなら、設定もヘン! パッと見、ルックスはカッコいいけど……よくよく見たら、やっぱりヘンだ。

だが、月光仮面やナショナルキッド、バットマンら覆面ヒーローの全盛期に現れた銀色の巨人、

ウルトラマンはヘンではなかったのか。

巨大ヒーローが天下を取った時代をオートバイで駆け抜けた髑髏のマスク、仮面ライダーはヘンではなかったのか。そう、いつだって世の中を変えるのは、ヘンなヤツなのだ。

令和のヒーロー新時代は四畳半から始まる──のかもしれない。

(c)DTR PROMOTION Akihiro Tanabe