麒麟・田村裕(44) 相方との格差に「仲間じゃなくなったんだな…」

AI要約

田村裕(44)が新装版の発売記念イベントを行い、17年ぶりの新作エピソードや兄との対談が収録されていることを紹介。

田村は新装版について、地元の駅で若い世代に知られていないことにショックを受けたエピソードや、印税の運用に関する率直なコメントを述べた。

相方・川島明の帯についても言及。川島の活躍に対する思いや、相方との関係性について振り返った。

麒麟・田村裕(44) 相方との格差に「仲間じゃなくなったんだな…」

お笑いコンビ「麒麟」の田村裕(44)が25日、都内で「新装版 ホームレス中学生」(ワニブックス刊)の発売記念イベントを行った。

田村の幼少期からコンビ結成までの日々をつづった2007年発売の自叙伝から、今回の新装版は、17年ぶりの新作エピソードに加え、兄・研一さんとの対談も収録されている。

イベント前に行われた取材会では、新装版について、「本の事を知らない世代の方がたくさんいらっしゃって、地元の駅で取材をしていて、高校生の女の子に“(本を)ほんまに知らない”と言われて、一番ショックだった。(新装版の発売で)世代のギャップを埋める事が出来たら、こんなにうれしい事はない」と話した。当時の印税は2億円だったというが、「1年経たずに、あっという間に無くなりましたね。半分は税金、大部分はお父さんの家、あとは皆さんに恩返ししたりとかしているうちに無くなりました」としみじみ。新装版の印税は期待していないようで、「小学校4年生の娘に、丁寧に“2回目がそんなに売れることはないんだよ”と説明しました」と切ないエピソードも披露した。

新装版の帯には、相方・川島明(45)のコメントが掲載されている。川島は情報番組のMCなども務めていることから、「(自分との)格差がついてしまったから、帯をお願いするのも非常に緊張しました。ここ10年で一番ぐらい緊張しました。手が震えながら、お願いしましたところ、快諾してくれた」と感謝。相方の活躍ぶりについては、「“(人気が)落ちるなら早く落ちてくれ”と思っています」とぶっちゃけつつ、「一番寂しいのは、劇場の楽屋とかで、僕が出ていないテレビの話で後輩とかと盛り上がっていて、話に全く入られへんというのが、“あっ、仲間じゃなくなったんだな”みたいな」と振り返った。