“ひょっこり男”初公判「妨害するつもりなかった」…トラックやバスの前にも自転車で飛び出し 千葉各地で妨害繰り返す
千葉県各地で目撃されていた「ひょっこり男」が逮捕され、初公判が開かれた。
被告は自転車で対向車線に飛び出し、通行を妨害した罪に問われている。
被告は起訴内容を否認し、検察側は犯行の重要性を指摘している。
2024年に入って、千葉県各地で度々目撃されていた「ひょっこり男」。対向車線に車が来るたびに、その前に自転車で飛び出し、通行を妨害していた。
2024年5月、成島明彦被告(37)が逮捕され、初公判が22日に開かれた。
2024年2月、千葉・柏市で撮影された「ひょっこり男」の姿がこちら。
撮影者も思わず「馬鹿じゃないのこいつ…」と漏らしていた。
1月に我孫子市で目撃された際は、相手がトラックであろうと、お構いなしに飛び出していた。
4月、柏市では、車の陰から対向車線を走るバスに向かって「ひょっこり」。バスは慌てて急停車した。
自転車に乗って、車の目の前に飛び出し通行を妨害した罪に問われている、成島明彦(なるしま・あきひこ=37)被告の初公判が22日に開かれた。
逮捕されたのは、2024年5月。成島被告はうつむきながら、けだるそうに連行されていた。
22日、法廷にはスーツ姿で現れ、髪は後ろで結ばれていた。
成島被告といえば、5年前にも埼玉で“ひょっこり”が目撃されていた。
撮影者:
あぶねぇ!バカヤロッ…
2024年に入ってから、再び身勝手な“ひょっこり”を繰り返し行っていた成島被告。
初公判では、起訴内容に間違いがないか問われると「時速19キロと書いてあるが、そこまでスピードは出ていない」などと起訴内容を否認した。
また、「他人に危害を及ぼすような運転はしていない」「妨害するつもりはなかった」などと供述した。
一方、検察側は、成島被告が犯行を行った前後にも、対向車線にはみ出すような運転を繰り返し行っていたと指摘している。
(「イット!」7月22日放送より)