菅田将暉、主演映画がヴェネチア国際映画祭へ正式出品決定 主演作として世界三大映画祭は初

AI要約

俳優、菅田将暉(31)が主演する映画「Cloud クラウド」は第81回ヴェネチア国際映画祭に正式出品されることが発表された。

映画祭は世界三大映画祭のひとつであり、今回の「Cloud クラウド」の上映がワールドプレミアとなる。

黒沢清監督作品としては5度目の選出となり、菅田将暉は初めての世界三大映画祭参加と喜びを表明している。

菅田将暉、主演映画がヴェネチア国際映画祭へ正式出品決定 主演作として世界三大映画祭は初

俳優、菅田将暉(31)が主演する映画「Cloud クラウド」(黒沢清監督、9月27日公開)が第81回ヴェネチア国際映画祭に正式出品されることが23日、発表された。

ヴェネチア国際映画祭はカンヌ、ベルリンと並び世界三大映画祭のひとつであり、この日、開催された同映画祭の記者会見で発表。同映画祭での上映がワールドプレミアとなる。

黒沢清監督作品としては「大いなる幻影 Barren Illusion」、「叫」、「贖罪」、「スパイの妻」に続く5度目の選出となり、「スパイの妻」では銀獅子賞(監督賞)を受賞している。今回、「Cloud クラウド」は、アウト・オブ・コンペティション部門での上映となる。

菅田は主演作として世界三大映画祭は初めてとなり、「黒沢監督の作品で、海外の映画祭に行くことをずっと夢見ていました。感謝です。大いに楽しんでもらえることを願っています」と歓喜。黒沢監督は「シンプルな娯楽映画を目指した作品がヴェネチアに選ばれたと聞き、たいへん驚いています。菅田将暉の善人とも悪人ともつかない絶妙な両義性が、この幸運を引き寄せてくれたのでしょう」と感謝した。

「Cloud クラウド」は、黒沢監督が手掛ける約8年ぶりのサスペンス・スリラー。顔の見えない社会で拡散する憎悪の連鎖から生まれていく集団狂気を描く。