前回よりも“プラス”が増えた『エロイカより愛をこめて』Revival+!中山優貴・和合真一が“唯一無二”の舞台を!

AI要約

青池保子の大人気漫画『エロイカより愛をこめて』が約1年ぶりにRevival+として再演される。舞台ならではの華やかな歌・ダンスや演出が大好評で、村田充演じるクラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐との爽快で美しい“怪盗&スパイ”活劇に期待が高まる。

中山優貴と和合真一によるインタビューでは、中山は再演を喜び、共演できることに感謝していると語る。和合は驚きつつも出演を楽しみにしており、絵画と白クマの二役に挑戦することになった。

お互いの第一印象について話すと、中山は和合の優しさや個性を称賛し、和合は中山のスタイルや魅力を賞賛しつつも最近少し“当たりが強くなった”と笑い合う仲の良さも垣間見える。

前回よりも“プラス”が増えた『エロイカより愛をこめて』Revival+!中山優貴・和合真一が“唯一無二”の舞台を!

コミックの販売累計1000万部を記録する青池保子の大人気漫画『エロイカより愛をこめて』が、約1年ぶりにRevival+として装いを新たに再演される。舞台ならではの華やかな歌・ダンスや演出が大好評!2024年7月26日(金) から上演されるステージ『エロイカより愛をこめて』Revival+に向けて、初演に続き「怪盗エロイカ」ことドリアン・レッド・グローリア伯爵を演じる中山優貴と、絵画「紫を着る男」役を演じる和合真一にインタビューした。村田充演じるクラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐との爽快で美しい“怪盗&スパイ”活劇に今回も期待が高まる。

――まず、中山さんにお伺します。再演が決定した時はどう思われましたか?

中山 そうですね。前回はかなり盛りだくさんの内容だったんですけど、見に来てくださった方からすごい反響があったというか、本当に良かったと言っていただけることが多かったので、またこうして再演という形でやることができてすごく嬉しかったです。あと、また少佐役の村田充さんと一緒にやれるのも本当に嬉しいです。

――和合さんは、今回出演が決まったときはどう思われましたか?

和合 第一声は「絵?」でした(笑)。でも、作品自体は以前から存じ上げていて、前回のフライヤーとかを拝見したときに、すごく絢爛豪華で美しいビジュアルで気になる作品だなと。そして、僕のよく知ってる仲間たちが出演していたので、時間があれば見に行きたいとは思っていた作品でした。まさかのリバイバルという形ということにも驚いてますし、自分自身が出演オファーいただけるとは思っていなかったので嬉しかったです。ただ、絵の役をいただくっていうのは考えもしていなかったので(笑)。でも、プロデューサーの皆さんも和合真一だったらしっかりと絵を演じきってくれるんじゃないかと、そういった信頼のもとでお話をいただいたわけですので、その期待に応えられるように頑張りたいと思ってます。

――今回、和合さんは兼ね役として“白クマ”役も演じられるそうですね?

和合 そうなんですよ。素晴らしい役をいただいたからには、その役に注力して一生懸命頑張ろうと思っていた矢先に脚本を見たら「絵画から白クマへの早替え」のくだりが追加されていて、これは逃れられない運命なのかなと(笑)。でも、絵画は中盤までしか出てこないので、後半白クマ役で少佐と対立するシーンだったり、人間らしい関係性を表現できるので、みんなと一緒に物語を紡いでいくお芝居ができるのはすごく嬉しいことなので、結果的に白クマという役をいただけてよかったなと思っております。

――どちらの役もエロイカとの絡みが多い役ですよね?

和合 ……そうですね~絡んでるんですかね(笑)?伯爵にもたれたりとか、盗まれたりとかはあるんですけど会話はしないので。やっぱりお芝居って人と人との熱量のぶつかり合いだと思うんですけども、絵だからずっと一方通行になってしまうので、お芝居ではない余白の部分というか、喋らないからこそできることっていうのをいろいろ模索していきたいなと思っています。ただ、稽古で模索し続けたが故に今「顔がうるさい」とか言われてしまってます。

中山 言われてたね(笑)。

和合 でも、じつは「紫を着る男」は村田充さん演じる少佐の先祖であり、青池先生の別作品の『エル・アルコン-鷹-』という作品のティリアン・パーシモンという役がモデルになっているということなので、舞台作品の中での「紫を着る男」の立ち位置とか、周りの雰囲気に合わせたもので最終的に仕上げていければいいなと思っています。

――おふたりは他の作品でも共演されたことがあるそうですが、お互いの第一印象を教えてください。

中山 第一印象は……何年前だろう? めっちゃ前だよね? 7、8年ぐらい前?

和合 うん、多分それぐらいだね。

中山 第一印象は優しい人だなと思いました。今でも優しいところは変わらないですけど、唯一無二の人だなと。お芝居もそうですし、中身も人間性もですけど、和合ちゃんと似てるよねって人、多分この世にいないと思います。和合ちゃんはもう和合ちゃん。

和合 それは最大の誉め言葉として受け取っておきます(笑)。

――逆に和合さんから見た中山さんの第一印象は?

和合 第一印象は……まず何頭身かなって数えましたね(笑)。共演した作品では6人兄弟の役だったんで、ちょっと隣に並ぶのも嫌だなって思うぐらい人並み外れてスタイルがいい。だから今回「伯爵と少佐」っていう形でおふたりが並んでますけど、少女漫画の中から飛び出してきたかのようなルックスで、充さんもプロのモデルだったわけですから、やっぱり“圧倒的美”っていうのは『エロイカ』の代名詞だと思うんで本当にすごく適任だなと思います。あと性格がほっこりしているところが、みんなに愛されキャラとして魅力的だなっていうところもありますね。ただ、ちょっと最近和合に対して当たりが強くなりましたけど(笑)。

中山 仲良くなったの(笑)!