「DAISO」 全米で大バズり ドジャース・大谷の特大30号が看板付近に着弾で注目集める

AI要約

大谷翔平が本拠地ドジャースタジアムで放った30号本塁打がDAISOの看板に着弾し話題に。SNSでも反響が大きく、同社とのパートナーシップが注目されている。

飛距離473フィートの特大弾はスタジアム最深部を通り、全米でも注目を集めた。DAISOは米国で展開している100円ショップで、グローバル展開を目指している。

大谷との契約をきっかけに、ド軍とパートナーシップを結んだ日系企業が増加中。大谷効果で収入増加が期待され、スポンサーとしての価値が高まっている。

「DAISO」 全米で大バズり ドジャース・大谷の特大30号が看板付近に着弾で注目集める

 ドジャース・大谷翔平(30)が21日(日本時間22日)、本拠地ドジャースタジアムで放った今季第30号本塁打が「DAISO」と書かれたピンクの看板近くに着弾した。100円ショップ「ダイソー」を展開する大創産業(広島県東広島市)の看板。ド軍とパートナーシップ契約を結ぶ企業の看板に全米の視線が集まった。

 飛距離473フィート(約144メートル)の特大弾は、スタジアムの右中間最深部に設置されたの看板と球場外周通路の屋根の間を通過した。レッドソックスとの名門同士の一戦はスポーツ専門局ESPNで全米配信。「DAISO」は多くの野球ファンの目に留まった。

 SNS上では「DAISOやりましたね!」などとトレンド入り。同社は「ご注目いただき大変、光栄です。改めて注目度の高さを認識しております」とコメントした。

 同社は4月にド軍と複数年の契約を締結。「注目を集めるタイミングにスポンサーを務めることは大変光栄。国内外の野球ファンに知っていただくことを期待しております」と期待を寄せた。来月28日にはスポンサーとしてボブルヘッド人形の配布も予定している。

 同社は2005年に米国進出し現在は121店舗(昨年12月時点)。100円ショップと同様に、1・75ドルの均一価格の商品を中心に販売している。米国の売り上げは日本、ブラジルに次ぐ3番目で、海外売り上げ比率の3割を占める。2030年までに米国内で1000店舗の出店を目標に掲げており、絶好の宣伝機会となった。

 大谷加入後にド軍と契約した日系企業は全日空や築地銀だこなど11社。「1社あたり約10億円」とする報道もあり、ド軍の収入は年間100億円増の可能性もある。大谷と約1015億円の巨額契約を結んだが、ド軍も日系企業も大谷効果を体感している。